月別アーカイブ: 2015年2月

イタリア共和国のモバイル調査

旅行がてら、趣味のスマートフォンや電波の調査をしてきた。数日滞在してわかったのだが、2G、3G、4Gの混在が非常に面白い。

 

①大手キャリアはVodafone、TIM、WINDの3社

 

各社LTEは1800MHz(Band3)、3Gは2100MHz(HSDPA、HSPA+)を、2GではGSM900MHzを展開。

 

国の至るところにショップが存在する。ショップによって昼休みがあったり、ちょっとのんびり(^_^;)

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(日本はSoftBankに買収されたものの、世界に君臨するVodafone)

基本的にはSIMロックフリーで端末が発売されており、どのキャリアに行っても同じ端末を選ぶことができる。まさにSIMフリーの理想と言えるだろう。

 

 

②ショップでは渡航者向けのプリペイドSIMも購入可能

 

持参したNokia Lumia 930を持って「TIM」でプリペイドSIMを購入した。購入には必ずパスポートが必要になる。Vodafoneが高額だったため、評判の良いTIMを選択。

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購入したのは30日プラン。無料通話、SMS、2.5GBのLTE通信が付いて30ユーロ。パッケージと手続きの手数料込なので悪くない。

 

混んでいたり、開通手続きに30分はかかるので「手軽に、即開通」というイメージとは少し違っていた。

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(SIMを挿入すると必ず4桁のPINコードを求められる。忘れると終了なのでSIMパッケージの保管は必須!)

 

 SIMを切断するという考えはあまりないのだろうか!?「カードの大きさをしっかり確認して」と言われ、通信できているかチェックしてくれた(汗)

 

技適なんて物がないので、これでドヤ顔でLumia 930を使うことが可能に(*´艸`*)

 

 

③電波状況は超不安定。2G、3G、4Gのコラボレーション?

 

キャリアは「4G LTE」を謳ってはいるが、実際にFDD-LTEに接続されるのは屋外の都市部のみ。それ以外は3Gが一般的で圏外になることも多々ある。

 

「あれ、プラチナバンドは?」という話になるのだが、なんとそれは「GSM(EDGE)」で補われているのが驚き。各キャリアが900MHzをGSMで使っており、屋内では2Gになる。

 

無論、超低速なのでTwitterすらままならないが、この国では「暇つぶしにスマホ」という考えがあまりないらしく、「電話」さえ繋がればいいようだ。

 

 

④端末分布率は圧倒的にSamsung!

 

日本では色んな人がiPhoneを持っているが、まさにその逆とも言えよう。多くの人がSamsung端末、それもGalaxy S3を持っている。

 

S4やS5、更にはGalaxy Note4などハイエンドも存在するのだが、あくまでもローからミドルエンドを持つ人が多い。

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(Windows Phoneは至る所で売っている)

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(街で見かけた中古ケータイショップ。特に変態な端末はなかった)

 

次いで多いのはWindow Phone、Huawei。そしてBlackBerryはキャリアショップにはないものの、何故か持ってる人はよく見かける。

 

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なおSONYの宣伝は大々的に打たれているが、残念ながらXperiaを見ることはほとんどなかった。

 

 

まとめ

 

自分の好きな端末を好きなキャリアで、比較的安く持つことができる。この点だけを日本から見れば理想郷といえよう。

 

しかしデュアルSIM端末を見てもわかるように、GSMが未だに現役なのも事実。1つのキャリアが持つ周波数は少なく、繋がらない事も多々ある。

 

一方で日本はSIMフリーグローバル端末は輸入するしかない現状があるものの、接続率の良さは半端じゃない。

 

高い設備投資にお金を払って圏外0を目指す日本がいいのか、あまり繋がらないけど自由なイタリアがいいのか。色々と考えさせられるスマホ事情だった。

305ZTルーターで始まった速度規制に関するまとめ

最強・最安のルーターと言われていた305ZT。2月に入りついに一部制限がかかったので現時点で得られている情報をまとめたい。

 

(この記事を書くにあたり、共に検証をお手伝いくださったお多くの方々にお礼を申し上げます。)

 

 

①7GB制限、1GB制限は今のところなし

 

あくまでも今日現在の話だが、今までと同様に7GB制限も1GB制限もない。検証のため昨日7GB使ったが500MBの追加は普通に行える。

 

 

②制限がかかったのは大量にパケットを消費するアプリ

 

スピードテストは行えるのにYouTube、Ustream、FC2動画、ニコニコ動画などが午後9時から視聴できなくなった。低速でも利用可能なRadikoやツイキャスは△。

 

この他にも同じような動画投稿サイトで制限がかかることが予想される。

 

 

③規制のかかり方に法則性が見つかる

 

305ZTユーザーの方々にご協力頂いたところ驚くべき事実が発覚。21時と23時に動画の速度制限がかかる人と22時と24時に制限がかかる人に分かれたのだ。

 

ここから言えるのは「規制は24時間のうち午後21時〜25時の間、1時間置きに2回かかる」ということ。

 

 

④筆者の考える対策

 

1.1時間後の規制解除を待つ(考えるまでもないが)

 

家に固定回線がある場合や利用シーンが日中の外という方も何ら問題ない。ところが一人暮らしで305ZTだけが頼りという方はまずい。

 

対策としては「制限がかかったらYouTubeの閲覧を1時間後まで諦める」という手段がある。21時に観られないのなら22時を、22時に観られないのなら23時を待つしかない。

 

2.格安SIMで規制時間をしのぐ

 

毎日YouTubeを観る方は1日のうち2時間だけ格安SIMで凌ぐという手段がある。画質240pならば500〜700kbpsでも視聴できるので、我慢できない場合はこれしかない。

 

 

⑤全く規制がかからない物も存在する

 

ところでドコモのDビデオには全く規制がかからなかった。フォロワーさんから「暗号化されているため規制がかからないのでは?」との情報を頂いた。

 

Dビデオと他の動画サイトとの違いは「完全有料制」という点。FC2やニコニコ動画は無料会員と有料会員が存在するためこの限りではない。

 

だとすれば、もしかしたらauのビデオパスやHuluなど同じく完全有料制の動画サイトも規制対象外になるだろうか。

 

これは今後も検証していきたい。

 

※2月3日追記 HuluはHD画質による視聴は不可な時があるものの、低〜高画質であれば視聴可能。

 

 

まとめ

 

現時点では制限がかかるのは24時間のうち2時間だけ。しかも21時〜25時の間という法則まで掴めた。

 

対策を講じれば今まで通り無制限で快適に使うことができるので、筆者は利用を続けることにした。ただ今回の件で改めて実感したのが「ワイモバイル」という企業の悪質性。

 

コンプライアンスのコの字もない。本来ならばこの記事に書いた事は同社が発表すべきことで、混乱を招いた事への謝罪も一切ない。

 

SoftBankグループと今後関わる場合の参考になったかと思われる。

 

最後に検証や情報提供をくださった305ZTユーザーの「まことさん、かじまっくさん、むかいさん、しまねさん、はざさん、ふくさん、SONY世代さん、takemerさん、szkさん、DECADEさん」その他の方々に改めてお礼申し上げます。