Xiaomi が投稿したツイートが話題を呼んでいる。添付された動画を再生すると 2 台のスマートフォンが登場するのだが、左側に注目してほしい。
Do you want a sneak peek at the future? Here you go...introducing you to Under-Display Camera technology!#Xiaomi #InnovationForEveryone pic.twitter.com/d2HL6FHkh1
— Xiaomi #5GIsHere (@Xiaomi) 2019年6月3日
なんと画面の内部にインカメラが隠れている。これの何が凄いのかわかるだろうか。
ベゼルレス時代のインカメラ問題に終止符か
画面占有率 80 ~ 90 % を越えるスマートフォンは、インカメラの位置に頭を抱えることになる。
多くは画面上部に「ノッチ」と呼ばれる切り欠きを設け、そこにセンサーやインカメラを搭載することになるのだが、「ダサい」という声が後を絶たない。
(画像は P20 Pro。これでも小さいノッチだが気になる人はいる)
この問題に本格的な対応を見せたのが OPPO や VIVO のポップアップ式カメラで、飛び出すカメラと話題になった FIND X や VIVO NEX は記憶に新しい。
( 去年レビューした VIVO NEX は大きな話題を浴びた)
(インとアウト両方が飛び出る FIND X )
一見すると画期的だが、実際にこうした機種を使うと物理的に破損しないか心配になるなど別の問題に直面するのだ。
Mi Mix など大画面シリーズに搭載か
Xiaomi が投稿した動画はこうした「インカメラ」問題に終止符をうつキッカケになるかもしれない。
GSM Arena によれば Xiaomi は既にこの技術に関する特許を取得済み。
具体的な製品への導入は明らかにされていないものの、大画面を謳う MiX シリーズなどへの導入が期待されている。
べつの報道では OPPO も同様の技術開発を進めており、中国メーカーの成長は誰にも止められそうにない。
参照記事:Xiaomi also teases under-display camera