iPhone が 48 分割でお得に買えるプログラムに関して au が新規受付終了をアナウンスした。
当プログラムの終了そして秋から始まる端末の値引き制限により iPhone 失速がはじまると筆者は考えている。
48 回払いが登場した 2017 年
そもそも 48 分割が登場したのは 2017 年の iPhone X 発売だろう。従来の 24 回払いでは顧客の負担額が大きすぎて、買おうとする人が少ない。
「端末価格14 万円の 高額商品をどうやって売ろうか」とキャリアは頭を抱え、苦肉の策で導入したのが 48 回払いを複雑にしたプログラム。
上の画像は au が導入した実際の例で 144,000 円の iPhone をまず 48 分割する。
1ヶ月あたり 1,500 円の負担金を 24 回 にわたって支払うと、iPhone 本体の返却を条件に残り 24 回分の残債がタダになる仕組みだ。
こうすることで iPhone X や XS などをしっかり 2 年使ってもらう。
そして支払いが終わった頃にはおなじ買い方で次の iPhone を買わせようとする魂胆だったのだ。
少しややこしいのだが、こうでもしないと最近の高額 iPhone は契約をとるのが難しいのだそうだ。
アップグレードプログラム終了で失速は必死
前置きが長くなったが 9 月 30 日をもって同プログラムは新規受付が終了となる。
これからはキャリアが 48 分割をつかって無理やり iPhone を持たせることが難しくなるはずだ。
そこに一括 1 円などの販売も禁止になれば完全に iPhone の売れ行きは失速するに違いない。
低価格の iPhone が登場しないかぎり、シェアは少しずつ Android に傾くのではないだろうか。
今回ばかりは法の穴をついた割引も厳しいように思われる。。
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