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書き心地が最悪すぎる理由、悩ましい Galaxy Note 10+ をレビュー!

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Galaxy Note シリーズといえば、言うまでもなく「ペン」入力が武器の1つだ。

スマートフォン市場には本格的なペン入力のできるデバイスが長らく存在せず、もはや Galaxy Note の専売特許となっていた。

ところが今回の Note 10/10+ はひろいディスプレイなのに文字が書きにくい。

どうしてなのか考察もふくめレビューしたい。



邪魔すぎるエッヂ

書きにくいと思う理由はいくつかある。まず何よりも湾曲しているエッヂだろう。

Samsung ノートにペンを走らせると、両端に認識されない部分が生じてくる。

端まで認識するアプリもあるがこれは悲しい。

しかも書きながら手の甲でEdge 部分に触れるとフリップ機能に反応してしまう。

エッヂ部分を活かすために生まれたスワイプ機能がかえって邪魔になっているのだ。

無効にすることで回避できるものの有効にしておきたい人には不便きわまりない。

 

いままでなかったフィルム

ところで今年の Note 10 はシリーズで初めて初期フィルムが貼られている。

他社フィルムによる指紋認証率が下がるのを防ぐためで、できれば剥がさず使うことが望ましい。

(言われなければ気づかないほど自然に貼られている)

もしかするとこのフィルムもまた、ペンの滑りに少なからず影響しているのではないだろうか。

走り書きならともかくキレイに文字を書くことは難しく感じている。



ペンは転換期に来ている!?

しかしなぜここまで書きにくくなったのか。

筆者は「サムスンが Sペンの使い方を戦略的に変えてきた」と考えている。

昔は文字入力デバイスがなかったので Galaxy Note は存在価値を高くたもっていた。

ところが iPad とアップルペンシルの普及、Mate20X や LG Q Stylus など Android でもペン付き端末が少なからず誕生してきた。

つまり「文字入力」以外での訴求力を高めない限り、Galaxy Note は長期的にその存在価値を保てなくなるはずなのだ。

だからこそ Sペンに Bluetooth やジェスチャー機能が追加されたのだろう。

最初は「進化しきれない苦肉の策」かと思っていたが、多角的にみればペン端末の最先端を模索しているようにも考えられる。

ライバルなき領域に Galaxy Note をアップデートすることでシリーズの存在意義を高めようとしているのだ。

 

最後に

もしかすると本格的な文字入力はタブレットに託してしまったのかもしれない。

というのもサムスンは海外で Sペンの付いたタブレットを低価格でリリースしている。

日本では販売すらされていないが、スペックも高く東南アジアでは割と人気。

(異次元のスペースで、あたり前だが書きやすい)

こうしてみると「文字入力はタブレットで、閲覧・編集はノートで」といった 2 台持ちを推奨しているようにも見えてくるのだ。

もちろん筆者の感じた限りをかいたまでで、かなり主観的ではあると思う。

しかしながら「文字入力」が本格的にできる Galaxy Note は一旦おわって、次なるペンの活かし方を模索し始めたように感じられるのだ。

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