以前、Edy並に便利な決済手段としてDCMXカードをご紹介した。あれから数ヶ月。ドコモが本気を出したのか「ポイントカード」業界に本格参入。
結論から言うと「今まで以上にドコモのポイントが貯まるようになった」という話なのだが、どんな風に変わったのかご紹介しよう。
①ドコモポイントとDCMXポイントが統合
従来は携帯料金で貯まる「ドコモポイント」とIDやVISA決済で貯まる「DCMXポイント」の2種類が混在していた。
(図は筆者が獲得したDCMXポイント。従来のドコモポイントとは別の存在で何に使えるのかよくわからなかった。)
これらが統合され、携帯料金を使ってもVISAやID決済を使っても「Dポイント」が貯まるように。仕組み自体が分かりやすくなったし、1つに集中することで貯めやすくなった。
②Dポイントカード持ち運び不要☆
今、クレジットカードや現金支払いの人は「Dポイントカード」を別途提示する必要があるがDカードを持っていれば全てが1枚で完結する。
Dポイントカードを提示してポイントを貯め、支払は同カードのIDかVISAで決済すればいい。1枚で完結するカードは珍しいという単純な話なのだが、他のカードには中々ないという点で素晴らしい。
③Dカードゴールドでドコモ携帯料金の10%還元(*´ω`*)
筆者はドコモ光(マンションタイプ月額4000円)を契約しているのだが、毎月10%のポイントがもらえる。更に毎月の利用料金の10%も付与されるので死ぬほどポイントが貯まる。
図は今月の請求分。ドコモ光に400ポイント、3000円利用した親回線からは300ポイント付与されている。 これで少なくとも700ポイントΣ(・∀・;)
(先に述べたように、DCMXポイントもDポイントとして移行された)
以前のドコモポイントは機種変更やDマーケットでしか使えなかったのだが、これからはDポイントカード加盟店で幅広く使えるようになる!これは大きい。
④裏ワザ?もご紹介
利用料金の10%が付与されると書いたばかりだが、Dカードゴールドは持っているだけで10%もらえる。逆に、毎月発生するドコモ料金をDカードで支払っても1%も貯まらない。
若干わかりにくい話なのでスルーされて構わないが、ドコモ料金はエポスカードなどで支払うのがお勧め。同カードは貯まったポイントをDポイントへ100%移行することができる。
(ちなみにau walletポイントへも移行できるのでエポスカードはリアルにお勧め)
となれば、10%もらえるといえど別のカードとの併用で10.1%〜11%もらえるという話になる。この辺りは頭を使って貯めてみよう!
④年会費1万円をどうとらえるか
ところで、いいことだらけではない。年会費がなんと1万円もかかるのだ。無料のゴールドカードも存在するのだから、決して安いとは言いがたい。
もちろん旅行などの保険も一般的なクレジットカードよりも手厚いのでお金を払う価値は十分あろう。
更に先述のとおり「ID+Dポイント+クレカ」という生活上での利便性を考えれば存在価値は非常に大きい。だから毎月の料金が1万円前後の人には非常にお勧め。逆にあまり使わない人はゴールドでななく普通のDカードでいいのかもしれない。
まとめ
DCMXというカッコいい名前から「なんてダサい名前になったんだろう」と思っていたが、このカードを使い続けるなら別途Dポイントカードを持ち歩かなければならない。
それが1枚で済むこと、DCMXポイントがDポイントになったことで効率よくポイントが貯まるようになった。
そして何と言っても貯まったポイントの使い道が大きく広がり、ドコモのポイント業界参入に対する意気込みを感じる。満足せず、より貯まる方法を探していきたい。