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2019 年ベストバイ・スマホ Galaxy Fold が覆した「折り畳みスマホ」の常識・・・

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2019 年も実にさまざまなスマートフォンを購入してきた。

月をも撮影できるファーウェイ P30 Pro、カードサイズの超小型 Palm Phone、デジタル60 倍ズームの OPPO Reno10x Zoom、

(世界初の Galaxy S10 5G は特別モデルとして 5G 開始国でリリース)

はたまた 3 眼レンズ化した iPhone11 Pro Max など多岐にわたる。

一概に「これ」と決めるのは難しいが「全く新しい体験を与えてくれた」という視点で選ぶとすればベストバイは Galaxy Fold だ。

閉じればスマホ、開けばタブレット。とても単純な話でありどこに 24 万円の価値があるのか不思議に思う人もいるだろう。その魅力をお話したい。



新常識1:谷折りの楽しさ

2 画面にすることで曲げるスマホとしては NEC MEDIUS, ZTE AXON M, Royol Flexpai, ファーウェイ Mate X などがある。

これらはいずれも山折りで、画面を谷折りにした折り畳みは恐らく Galaxy Fold が初めてだ。

別のレビュー記事にも書いたが、これだけで電子書籍体験や画面が保護できる安心感が山折りのそれとは全くちがう。

有機 EL ディスプレイとナイトモードが目の疲れを大きく軽減し、持ちやすい大きさが最高の読書体験を生み出してくれるのだ。

 

新常識 2:左右均等の心地よさ

その谷折りを快適な体験にするポイントとして左右が均等な重さになる点も Galaxy Fold で配慮された注目点だ。

NEC MEDIUS, AXON M, 新発売の LG G8X ThinQ も含め既存の折り畳みは端末を開くと左右の重さが異なる構造になっている。

(LG G8X ThinQ は左ディスプレイにバッテリーがなく重心は右側本体にかかる)

(ドコモ版 AXON M はフラット画面だが、開くと右側が薄く左の本体側に重心がある)

その点 Galaxy Fold は左右にバッテリーを分散させることで絶妙なバランスをとることに成功し、バツグンの安定性を生み出した。

金属製のヒンジは豪華さを醸し出すだけでなく 1 枚のパネルを美しく曲げる役割を担っていてアイデアの集大成を感じる。

(日本モデルでは Galaxy と刻印されているが海外モデルは全て SAMSUNG ロゴだ)

何より 2 画面に分けるのではなく1 枚のパネルを物理的に曲げるところに芸術性が垣間見えないだろうか。

左右が安定したおかげで不思議と「本体が重い」と感じることがない。



新常識3:全く新しいカメラ体験

また新しい体験として「カメラ」も挙げておきたい。スマートフォンが登場するまで、人々はデジタルカメラで撮影し、PC など大画面で楽しんだものだ。

Galaxy Fold のカメラは閉じた状態で撮影し、開いた時の感動を楽しむという懐かしい感動もたらした。

まず片手(いわばデジカメ感覚)で撮影しているのがこちら。

例えば飛行機の中で捉えた映像。外の雲海を撮影している様子はデジカメで撮っているかのように確認画面が小さい。

ではどんな風に撮影できたのか開いてみるとご覧のとおり。思っていた以上の迫力が大画面に広がっている。

(この開いた時の「おぉ、すごい」という感覚がとてもクセになる)

もちろん開いて撮ることもできるが、たくさん撮って寝る前に観て楽しんだり SNS や LINE でシェアしたくなる機会が増えた。

沢山の作例を並べたいところだが、如何せん写真撮影がそんなに上手くないので Twitter に上げたものを少しだけ公開したい。

新常識4:マルチタスクへの意欲

ところで「マルチタスクはどうなのか」と言われると、Android 標準の画面分割機能とは全く使い勝手が異なっている。

Galaxy Fold で強調される 3 画面マルチタスクは LG G8X と比べても速攻で構築できるよう調整され実質 4 アプリまで動かせる。

Twitter しながら右上に電卓、右下にアルバムアプリ、フローティングで Youtube を再生している様子。

クリエイターなら Youtube リアルタイムアクセス、WordPress PV を見ながら Adsense を見るなどここではお見せできない使い方も重宝している。

これもまた本を読むように谷折りにすることで作業に没頭できる。

 

最後に・・・

これ以外にもご紹介したいことは山程あるのだが、きりがないのでこの辺にしておきたい。

それにしてもサムスンのブランド戦略は抜け目がない。日本でもお馴染み A20, A30 などとにかく低価格の普及モデルを充実させ、

その上に高級路線の Galaxy S10 と Note10 の旗艦モデルを用意し、その上に最高級の Galaxy Fold をお見舞いした形だろう。

S10 や Note10 の完成度を見たら「これよりもっと美しいのか」と興味をそそるのは男性だけではない。

誰もが息を呑むほどに美しいと思う製品は、かつてアップル創業者の故スティーブ・ジョブズがつねに意識していた。

いまのサムスンはもはやアップルよりもその境地に到達しつつあるのかもしれない。

 

いやぁ、買ってよかった。実はシルバーを買ったのだが手違いで売却し、5G 版ブラックを購入してしまったのはここだけの話である。

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