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5G 日記・

フジテレビ、次世代通信規格 5G と Wi-Fi 5G を誤認して報道する珍事・・・

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2019 年、韓国やアメリカなどで始まった次世代通信規格 5G は、多くの人が関心をしめすようになった。

この 5G (ファイブ・ジー)とは "Generation"(世代)を示す "G" で、携帯電話の進化が 5 段階目に入ったことを意味する。

現行の 4G より「超」高速、「超」大容量で、物であれば何でもネットに接続される予想不可能な時代がやってくる。

(ドコモの 5G ロゴ)

ところが 5G は色んなところで誤認されていて、ついにあり得ないことが起こってしまった。。



「世代」と「周波数」の 5G がゴッチャに・・・

5G を紹介する某テレビ番組で、説明と違った映像が流れていると Twitter で話題になった。

同番組では「5G を受信している場面」として次の映像を流しているのだが、これが明らかに単なる Wi-Fi ルーターなのだ。

家庭用ブロードバンドルーターには家の隅々まで届きやすい 2.4 GHz(ギガヘルツ) と、高速ながら障害物によわい 5 GHz の 2 種類がある。

この Hz (ヘルツ)はしばしば省略されて 2.4 G とか 5G と表記されるのだが、番組ではルーターの 5GHz を 5G(ファイブ・ジー)”と混同してしまう。。

 

つまり「インド」と「インドネシア」くらい違うものを放送してしまったことになる。

5G 対応のルーターだったら筆者の WiMAX2+だって対応しているわけで Twitterでネタとして「5G 対応してます!」という投稿が相次いだ。

 

混乱するのは仕方ない・・・

見てて思わず笑ってしまったが、これから一般的にも間違って認識される要素はあるだろう。

例えばキャリアや MVNO の料金プランの「◯◯円で毎月 5GB まで利用できます!」といった宣伝がそうだ。

(サブブランドでは 3GB とか 4GB を 3G、4G と間違いやすい)

料金プランに登場する GB(ギガ・バイト)はパケット通信の容量を示すもので、通信規格とも Wi-Fi の周波数とも違うの。

さらに 5G が導入されればダウンロード速度も Gbps(ギガ・ビーピーエス)に突入してより混同されそうだ。

かといって「正しく覚えよう」なんて思うと頭が混乱するので、通信業界にでも勤めていない限り知らなくて大丈夫だ。

せめて読み方だけ「次世代規格はファイブ・ジー!!」なのだと覚えておこう。

「あー、ファイブ・ジーね!知ってるよ。映画が 3 秒でダウンロードできるんでしょ!?」

といえれば充分に最先端の人になれるはずだ。

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