au データ MAX Pro を脅かす、月額 3,000 円台「無制限データ SIM」の 台頭

大手キャリアが 50 ~ 60 GB プラン、無制限といった大容量プランを揃えている。

(価格据え置きでサービス拡充を急ぐドコモ)

月額料金は 7,000 ~ 7,500 円が相場となっていて、光回線があったり家族割を併用すると 1 人あたり 1,000 ~ 3,000 円安くなる。

総務省の指導をうけて 4 割値下げを謳うキャリアだが、これからは複数サービス併用による割引戦法が通用しなくなるかもしれない。

割引システム自体が時代に合わず、その穴を無制限データ SIM が埋める構図が見えてきたからだ。



神 SIM 登場で始まった 2020 年

Black Shark 2 などを手掛ける KAZUNA JAPAN が月額 2,990 円で 100 GB まで使える「神 SIM」を今月リリース。

他にも月額 3,828 円払うと無制限データ SIM が利用できるなど、キャリアが走って逃げだす内容だ。

なんとも夢のような話で落とし穴があると思われるだろう。しかし同様のサービスは昨年から相次いで登場していて、

当ブログでも iVideo SIM を何度か取り上げている。

(かれこれ 6 ヵ月使っているが何の不自由もない)

既存サービスと違いがあるとすれば、普及させる潜在能力だろう。

旧フリーテル社長、増田薫氏の知名度はバツグンであり、彼が手掛けたことで「3,000 円台で使える無制限 SIM 」の存在自体がゲーミングスマホ Black Shark 2 との相乗効果で知られていくだろう。

 

時代に逆行するキャリアへの挑戦

ところで冒頭にも触れたキャリアの割引は、少子高齢化社会そして実質賃金が 20 年間下がり続ける日本において時代遅れといえる。

まず家族 3 人以上で上がる割引率は、子供のいない夫婦やシングルマザー(ファザー)世帯が想定されていない。

(3キャリアとも家族が多くないと割引幅が減るようになっている)

3 人で暮らす家庭も高齢化が進み 1 人、2人亡くなって 1 人世帯なることだって珍しくない。

また最安値で利用するには光回線まで契約することが想定されており、キャリアはいつの間にか 1 人でも契約しやすい会社ではなくなった。

一方で大容量 SIM は 1 人から持てるだけでなく、何かサービスを併用する必要もない。新たな風を引き起こす可能性を秘めている。




最後に

ドコモで「クソ野郎問題」が起きてしまったように、キャリアは様々な課題を抱えている。

来店予約しても待ち時間が長かったり「頭金」という名の店頭手数料はもはや誰も説明できない業界の闇である。

長年使っていれば安くなるどころか、長期ユーザーへの優遇が法律で禁じられるなど留まるメリットが激減しているのだ。

SIM ロック解除が義務化され、スマホ単体でも購入可能になるなどキャリアの役割が薄れているのは間違いない。

(2019 年 12 月発売の LG G8X は多くの人が本体のみ購入したことで話題になった)

これからは一人一人がスマホへの知識をたかめ、本格的にスマホの料金を見直したり口コミをみて MVNO や大容量 SIM を活用するようにしたい。

でなければ無制限を謳いながら 30 GB しかテザリングできない「au データ MAX Pro」 みたいなサービスに喰われることになる。

リンク:神 SIM 公式サイト

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au データ MAX Pro を脅かす、月額 3,000 円台「無制限データ SIM」の 台頭」への1件のフィードバック

  1. oddo

    SoftBank系の大容量SIMの知名度が上がると、通信速度が落ちる、料金が上がる、のいずれかか両方になると思う。

    大手ではない中小の格安SIMの各社なら、この手のサービスに参入してきそうなのに、なぜなんだろう?

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