au系格安SIMが今や初心者にお勧めできない話

2017年も残すところあと2ヶ月をきった。今年を振り返ると、UQmobileの認知度が圧倒的に広がったように思う。テレビCMは強烈なインパクトがあり、全国にUQショップが次々とオープンしている。

KDDIのサブブランドであるため一般的なMVNOよりも回線品質に優れており、なおかつ維持費が安い。謳い文句だけ見れば「使わない手はない」という程に聞こえがいい。

だが筆者が一年を通して痛感したのはUQ mobileを含むau系格安SIMのハードルの高さ。携帯電話の料金体系並に複雑なので、とてもじゃないが現状お勧めできない。前置きが長くなったが本題に入ろう。

①選べる端末が圧倒的に少ない

料金プランに惹かれてUQmobileを契約したとしよう。すると最初に当たる壁が端末の少なさ。SIMフリー市場が拡大する中、自由に選べる端末が圧倒的に少ないのだ。

例えば最新のGalaxyやXperiaといった大手の端末を使いたい場合、中古や新古でSIMロックが解除されたau端末を探すしか方法がない。

「逆に多い必要があるのか?」と言われれば回答に困るが、少なくともメーカーやデザインにこだわる人向けではないMVNOと言えよう。

②2種類のSIMが複雑怪奇・・・

使える端末が少ないという事は、故障した際に代替機を探すのも一苦労。しかもauの4G LTEには2種類のSIMが存在しており、手持ちのSIMに合わない端末を買ってしまうと一切動作しない。

例えばau版 Xperia Z3をmineoで利用している人がいたとしよう。機体が壊れてXperia Z4に買い換えたいと思ってもSIMの種類が変わっているため、mineoに頼んでSIMの種類を変更しない限り通信できない。

更にiPhoneで利用されているau系格安SIMは一般的なSIMフリーのAndroid端末で一切動作しない。(mode1やXiaomiなど特殊な物を除く)

選べる端末がただでさえ少ないというのに、SIMの種類によって更に振り分けられるという、なんともエグい仕様なのだ。

③中古市場に出回る永久に使えない端末

先程「SIMロックが解除された端末」と書いたが、2015年5月~2017年7月までに発売された端末はSIMロックが解除されないとau端末であってもmineoなどのau系格安SIMで利用することができない。

今までは中古で買ってau shopへ持ち込んでロック解除という方法があったのだが、2017年12月からは持ち込み解除ができなくなる。つまり、au系格安SIMで利用できるSIMロック解除済み中古品と永久にSIMロック解除ができない中古品が混在することになる。

こんな複雑なこと、この業界に携わる人でも知らない事が多い。まして消費者がどのように知り得るだろうか。

最後に・・・

ここまで読んで頂き、一体どれだけの方が理解に苦しんだだろうか。SIMカードを契約しても使える端末が少ないため広がるSIMフリー市場に逆行しており、ようやく合う端末を探し当ててもSIMの規格で弾かれることがある。

筆者はいわゆるオタクなので何のことはないのだが、初心者の方はとてもじゃないが詳しい人の案内なしでは手続きに行き詰まるだろう。

しかも「SIMロック解除しないと使えない問題」など、書きたい事は山のようにあるのだが頭が痛くなるだけなのでこの辺で終えようとした次第。

この一連の問題、もう少しどうにかならないだろうか。携帯電話の料金以上に複雑すぎるのだ。。



Twitterはこちら→skyblue_1985jp

コメントを残す