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携帯事業を売却する富士通、日本へ参入するOPPO。日本SIMフリー市場は中国一色となるか・・・

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富士通が携帯電話事業から撤退するというニュースはだいぶ前に流れていたが、数日前からいよいよ事業売却の話が報道され始めた。現段階では具体的ではないが遅かれ早かれなのだろう。

 

時を同じくして飛び込んできたのが中国OPPOの日本参入。これから日本の携帯電話市場、どうなってしまうのか。独断と偏見と前置きした上で予測したい。

 

①SIMフリー市場はHuawei、ZTE、OPPOと中華勢が主流に?



 Huaweiの進撃が止まらない。世界シェア3位とは言われていたが、ついにサムスンを抜いて2位に躍り出たという情報もある。年末に発売されたMate 10 Proは本体価格が10万円近いにも関わらず何度か売切れたほどだ。

 

ここで注目したいのは「中国メーカーなんて信用できない」と言い続けた日本人が、結果的に中国メーカーを選ぶようになったという事実だろう。

 

実はドコモのMONOで大成功した(ケータイwatch参照)というZTE(同じく中国)も着々と日本での勢力を伸ばしている。

(ZTE AXON7。ステレオスピーカーと美しいディスプレイ。筆者が初めて感動したZTE端末。)

 

2010年頃からルーターではよく見たが、この1~2年でAXON7、Blade V7 MAX、Blade E01などハイエンドからローエンドまで幅広く低価格で攻めてくる。ドコモから発売される曲がる端末、MEDIAS Mでも話題を集めるなど今年の動向が見逃せない。

 

②世界シェア4位のOPPO!富士通の代わりになるか!?

そして極めつけ、中国メーカーのOPPOが日本にやってくる。携帯電話に興味を持たない方は聞いた事がないかもしれないが、知名度は抜群。ブルームバーグの報道では世界シェア4位というから驚きだ。

 

大手3キャリアやY!mobile、楽天などと協議中ということから具体的な販路は明らかになっていないが、虎視眈々とシェアを狙ってくるに違いない。

 

そしてもしも、驚くほどにコストパフォーマンスやデザインが優れていれば、日本企業を擁護する層がさらに海外企業へ流れる可能性も否めない。

 

富士通やSHARPのSIMフリースマートフォンは防水・Felica搭載そして何より「安心の日本企業」という理由で選ばれてきたが、その傾向は今後も保たれるだろうか。

 

最後に



 人気が失速したと言われてもiPhoneは、日本においては圧倒的な地位を確立している。キャリアが一括0円で放出する事実も拍車をかけているかもしれない。

 

「韓国だから嫌だ」と避けられたSamsungはGalaxy S8とNote8が近年例を見ない程に大ヒットし、ファン層が急に拡大した。そしてSONYは日本企業として唯一、圧倒的な存在感を示している。

 

Apple、Samsung、SONY。この3社がキャリア端末の主力となり、一方でSIMフリー市場はHuaweiを筆頭にZTE、OPPOで盛り上がりそうな予感がする。そして書くまでもないが、ASUS(台湾)も日本では強い。

 

このまま中華系スマホ=SIMフリー端末となるのだろうか。

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