これまで何回かSurface Studioのレビューを書いてきたが、あっという間に使い始めて1年が経過した。今のところ価格も下がらないようなので、今回は検討されている向けに筆者が体感したスペックについて書いていきたい。
(ヨドバシで購入して持ち帰ると言ったら店員さんに止められたが、それでも持ち帰った・・・)
筆者が購入したのはCore i5の下位モデル。欲を言えば上が欲しかった気もするが、意外にも非常に満足できるという話。
①第6世代、intel Core i5 HQである点に注目
Core i5と聞くと「せっかくなら、最上位のCore i7がいいな」と思われるかもしれない。確かに予算が許せばi7に越したことはないのだが、Surface Studioに搭載されるCore i5 6440HQと呼ばれる物で、非常にハイパフォーマンスなクアッドコア。何をするにも非常にヌルヌル、サクサク動くのだ。
過去のTwitterからの投稿で申し訳ないのだが、ストリートファイター5やFF14など余裕がで動作する。
Surface Studio、ストリートファイターVヌルサクっすわ(*´∀`*) pic.twitter.com/KFha4BlyS6
— Skyblue (@skyblue_1985jp) 2017年6月26日
ちなみに筆者の愛用機であるSurface BookはCore i7ではあるが、6600Uという超省電力のため、体感速度はSurface StudioのCore i5の方が圧倒的に速い。なので超高速な環境が必須でない限り、下位モデルで十分だと思う。
(これください!って言うのに物凄い勇気が必要だった思い出がwww)
②メモリ8GBで足りているの!?
メモリに関しても、ここ1年で「足りないな」と感じたことは今のところない。Microsoft EdgeやGoogle Chromeで常にウェブブラウザを大量に展開すれば8GBでも重くなることはあるが、作業を整理しながら注意すれば全く問題はないだろう。
(意外にもWebブラウザを使いまくると7GB近くメモリを消費するもの)
最上位モデルは32GBとなっているが、何本も動画を編集して書き出したり、様々な作業を同時進行しない限りはオーバースペックになる。プラス7万円くらい出せばCore i7だけでなくメモリも16GBになるので、心配な方は中間モデルにすれば安心できるはず。
③気をつけたい点は!?
気をつけたいのは、MacBookなどと同様で、後からメモリの増設ができない点。昔のPCのように「足りなかったら自分でメモリやグラボを足せばいいよ」なんていう気軽な事ができないし、無理に実行するとメーカー保証が切れてしまう。
分解したとしても、CPU、メモリ、GPUはハンダ付けされており、SSD以外は増設不可とiFixが伝えている。
最後に
よく言われるのが、「自作PCなら半額以下でコスパ最高の物が作れるから高い」という意見。ごもっともではあるのだが、Surface Studioでしか実現できない美しさ、無駄の無さ、生産性を向上させる環境が付加価値だと断言できるだろう。
確かに高すぎるかもしれないが、それを払うに値する価値はあると思っているし、次にデスクトップPCを買うとしたら再びSurface Studioを選びたいと本気で思う。というわけで、下位モデルでもCore i5 HQがいい仕事してくれるので、迷ってる方はぜひこの夏にSurface Studioを導入してみてはいかがだろう。最高の環境が手に入る!!