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日記・

根強いガラケー需要、LINEが使えないという意外な点が人気・・・

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仕事柄、様々な方のご要望を伺うのだが、その中でも耐えないのが「ガラケー」に関するもの。大手3キャリアが一斉にガラホへの移行を促す中、未だにガラケーに拘りを持つ人は少なくない。

 

「最初はiモードやezwebでしか動かないアプリでもあるのだろうか」と思っていたのだが、どうもそうではないらしい。理由を深く聞いてみると、「LINEができないからいいのだ」という。



①追われるプライベートな空間、時間

LINEはもはや、知らない人の方が少ないくらいに成長しており、少なくとも日本では圧倒的な利用者数を誇るのではないだろうか。大ヒット映画「君の名は」(2016)では高校生の日常生活に「LINE」が定着しており、放映された当時驚いたのを覚えている。

 

ところで、このあたり前のような社会に疑問を抱く人が多いのも事実。グループLINEが常に鳴り響き、それに反応しないと「会話に参加していない」、「既読スルーされている」と不快に思われる事もあるようだ。

 

確かに緊急事態ならともかく、仕事や家事で疲れてゆっくりしたい時、眠りたい時にまで呼び出されたら、たまったものではない。我慢の限界に達した人を何度か見てきたのだが、そういった方がガラケーを探し始めている。

 

②ドコモ系MVNOならドコモガラケーが使える

ガラホは「ガラケーと同じスタイルなのにLINEも使える」という謳い文句なのだが、むしろそれが嫌だという層がいるのだ。上述した通りプライベートな時間が拘束されるのが嫌だという人もいれば、文字数に限りのあるSMSだけにして要件は電話に限定したいという人まで様々だ。

 

auやSoftBankのSIMには種類がありすぎるためできないが、ドコモの4G(Xi契約)SIMであれば、SIMカードアダプターの利用でガラケーが普通に利用できてしまう。何なら、MVNO SIMですら通話だけはできる。それだけにドコモのガラケー需要は根強い。



最後に

メール時代にはなかった「既読」という概念。そして複数人がリアルタイムでコミュニケーションをとるスピード感が時に人々を疲弊させる。筆者が子どもの頃はそんな物なかったが、その方が幸せだったのだろうか。

 

確かに気軽に連絡取れるのは便利だが、人には誰にも邪魔されたくない時間があるのも事実。それをガラケーで解決するのも手段ではあるにせよ、製造が終了して数年が経っていることもあり、何か寂しい物がある。なんとかうまいことできないだろうか。とりあえず私はLINEを絶え間なく交換するフレンドを探す事から始めよう。

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