総務省が中古品SIMロック解除を義務化へ、実現すればスマホが海外へ流出か!?

行き過ぎたキャッシュバックの是正、SIMロック解除の義務化、2年縛りの更新月拡大など、大手3キャリアに対する行政指導を繰り返した総務省。今度は中古市場に流れた端末、いわゆる「白ロム」をSIMロック解除できるよう指導するようだ。

 

現状、白ロムは最初に契約した本人だけがSIMロック解除できるのだが、それをせず中古市場へ流すと永久にロックは外れない。中古市場活性化を目指す中、ここにもメスを入れるようだ。ただ懸念もある。



①消えゆくキャリア版iPhone

もしも大手3キャリアのスマートフォンを、誰もが気軽にSIMロック解除できるようになれば、まず懸念されるのが「外国人による買い占め」だ。以前にも書いたがベトナム人などを中心に日本で働く外国人は年々増えており、世界で利用できるSIMフリーiPhoneを虎視眈々と狙っている。

 

ベトナム人以外でも、「自分の国でiPhoneを買うと恐ろしく高い」という理由で日本の白ロム市場のiPhoneは常に狙われている。Apple Storeより安い上、更に免税となれば中古品でも十分らしいのだ。

 

在留カードさえあればキャリアショップでSIMロック解除できる。そうなれば、ロックのかかったキャリア版iPhoneの数は減るかもしれない。いや、もう既に減り始めている。

 

②赤ロムになりそうな端末でも、外国人には意味がない

24回払いなど分割で購入され、ローンが残ったまま支払いが止まった端末は、キャリアのSIMカードが使えなくなる。(これを赤ロムと呼ぶ)。例えばdocomoでiPhoneを契約したとして、端末の支払いを放棄した場合、docomo及びMVNOのSIMカードが使えなくなるという仕組み。

 

それでも、一度SIMロック解除されてしまえば、docomo以外のキャリアでは問題なく利用できるのが注目すべき点。auやSoftBankは言うまでもなく、それこそベトナムだろうとアメリカだろうと、日本から持ち出せば世界中のSIMが利用できる。赤ロムになる危険性があるがために安く購入し、SIMロックを解除して海外へ流す。外国人によるこの流れが目に浮かぶ。



最後に

もしも誰もがSIMロック解除できるようになれば、赤ロムになりそうでならない中古品を安く買い占め、SIMロック解除して自国へ持ち帰る人が増えるだろう。それは何もiPhoneに限ったことではない。

 

いずれにせよ、誰もが中古品をロック解除できるのは朗報でしかない。MVNOはSoftBank回線、au回線などの種類が増えてきて、本当に使いたい端末とSIMを自由に選べる時代がようやく到来したと言えるだろう。「いやいや、どのキャリアも同じスマホしか出してないから意味なくない??」と突っ込むのはやめておこう。

(トップ画像はiPhone7のSIMロック解除画面。一括で購入すれば即解除できるようになったのも非常に便利になった)

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