当ブログでは何度も書いている通り、MNP制度は利用しないと勿体無い。政府がどれほど指導を繰り返そうが、大手3キャリアは新規顧客への優遇を大幅に強化しており、2年の契約が満了すれば多くの場合割引がなくなってしまう。
「MNPしたくとも、家庭の事情でできない」とか「電波がドコモしか繋がらない」とか乗り換えに踏み切れない人もいる。そこで、次のiPhoneを購入するならせめて挑戦したいのが機種変更に使えるポイントをもらうこと。
①長期であれば、キャリアは引き留めたくなる
他社へ乗り換える際、MNP予約発行番号なるものが必要になるのだが、それを取得するために151（ドコモ）、157（au、SoftBank）へ電話する。すると必ず乗り換え先や事情を聞かれるので、「MNPで乗り換えると他社のiPhoneが安くなるので、番号を発行したい」などと答えてみよう。
すると、「iPhoneは弊社でも扱う予定がございます。よろしければ、機種変更に使えるポイントを3万円分さしあげますので、どうか留まって頂けませんか」と割引券に等しい物がもらえることがある。
②必ずもらえるとは限らない
発表されるのは14日、予約開始が21日なので、20日前後には価格や詳細がわかるだろう。大手3キャリアは顧客の奪い合いに必死で、短期解約を繰り返していなければ、何がなんでも引き留めにくるはずだ。
（引き留めポイント以外にも、SoftBankならTポイント、ドコモならDポイントなど、本体代金に充てられる物はとにかくを用意しておこう）
ただ、100％貰えるとは限らないのも知っておこう。そしてクーポンの金額も少額だったり大金だったりするので、期待値は上げない方がいい。
最後に
キャリアにとって、新型iPhoneの発表は顧客獲得の大きなチャンス。機種変更で次のiPhoneを購入予定ならダメ元でかまかけてみよう。引き留めポイントを使い、利用し終わったiPhoneを売却すれば、少ない差額で新型が手に入る。
「なんだそれ、ずるい」と思われるかもしれないが、少しでもずる賢く生きていった方がキャリアに振り回されずに済む。情報戦を制していきたい。