Android を提供する Google が、ハードウェア、ソフトウェア、および技術提供に関してファーウェイとの取引を停止したと報じられた(ロイター通信)
同社をブラックリスト化する米国大統領令に基づくもので、ファーウェイは新たな苦境を迎えるかもしれない。
①アップデートが来なくなる可能性
一連の動きをうけ、ファーウェイは Android OS の最新アップデートにアクセスできなくなる見通し。
またオープンソースの Android OS 以外では Google Play Store, Gmail, Youtube へのアクセスも次期 OS では排除される。
このままではファーウェイ端末が、Google アプリを一切持たない端末と化してしまう。
②昨年の ZTE を彷彿とさせる
昨年、トランプ大統領は中国の ZTE に対して同様の措置をとった経緯がある。
これをうけて ZTE 製スマートフォンは一時的に Google のアップデートサーバーにアクセスできなくなった。
同製品を扱った NTT ドコモでも一時的に売場から撤去され、ユーザーが混乱を招くことになった。
NTT ドコモは P30 Pro を取り扱うと発表したばかり。また量販店などを通して SIM フリー端末を展開する多くのファーウェイ端末への影響も懸念される。
NTT ドコモやファーウェイ日本法人がどのような行動にでるか。近く発表される声明に注目したい。
出典:Exclusive: Google suspends some business with Huawei after Trump blacklist - source
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