ソニー、Xperia 事業における撤退地域が明らかに

ソニーは 21 日、経営方針説明会を開催。2020 年度(FY 2020) までの中長期戦略に関する詳細が発表された。

2 ヶ月前に不採算部門であるモバイル事業を吸収した現「エレクトロニクツ・プロダクツ & ソリューション」(以下 IP&S) は 2017年度対比で 50 % の人員削減や経費削減でで黒字化を目指す。

ゲーム、音楽、テレビで培ったブランド力でスマートフォン事業を強化し、モバイルの収益を確保する狙いがある。

Xperia 1 が新体制でリリースされる第一号機となるなか、事業を積極展開する国と事業を撤退させる国が明らかになった。



① 新体制で注力する国・されない国

まず今後も積極的に注力される国として日本、ヨーロッパ、台湾、香港が「フォーカス・リージョン」としてリストアップされた。

分布図でいうと「青」で塗られた部分が該当する。

逆に注目したいのが、「赤」で塗られた注力されない地域「ノン・フォーカス & ディフォーカス・リージョン」だ。

Xperia 事業はカナダ、メキシコ、南アメリカ、インド、中東、オーストラリアなど広い範囲から撤退することになる。



②積極的に攻める地域でも苦戦は必至・・・

なにやら「勝てる場所だけで戦う」戦略にシフトしたようだ。確かに香港やヨーロッパでは、まだソニーを使う人が残っている。

ただし、青で塗られた地域で簡単に勝てるかと言えば、全然そうではない。ソニーお膝元の日本ですら危ういのだ。

筆者が Twitter で実施したアンケートですら、その傾向は顕著に現れている。

筆者がスマートフォン販売に携わった 4 年間、iPhone の次にもっとも良く売れたのは常に Xperia だったのだが、その構図は明らかに変化した。

SIM フリーを中心にファーウェイが急成長を遂げ、ターゲット層を若者へシフトさせた Galaxy もベゼルレス化した S8 以降に盛り返しを見せる。

さらに今年は Google Pixel 3a も低価格帯ながら最高のカメラを搭載して参戦してくる。

どうあがいても勝ち目がない。全撤退は遠くないうちにやってくるかもしれない。

出典:Sony confirms which countries it has dropped for mobile

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