iPhone12 の発売をいよいよ翌日に控え、インターネット上はアップル祭りになっている。
そして秋葉原では新型登場に備えた値下げが始まりつつある。先日も書いた通り「イオシス」は iPhone8 未使用品を 34,800 円(税込)の特価で販売中。
そして「じゃんぱら」では昨年モデル iPhone11 Pro 64 GB の未使用品がなんと 89,800 円(税込)という過去最安値を記録した。
今年 12 シリーズが多すぎて迷っている人は、いっそのこと安くなった 11 シリーズを購入するのもありだと筆者は考えている。
12 シリーズに乗り気でない理由
今年の iPhone12 シリーズは熱心なファンから見たら即買いレベルなのだろう。5G 対応、角張ったデザイン、処理速度の大幅な改善、mini サイズの登場と盛り上がるポイントは様々だ。
筆者も検証用途で 1 台購入予定だが、スマートフォンをあまり買い換えない人には 12 をお勧めしていない。理由は 3 つある。
1 つは「5G」を謳いながら 2021 年の iPhone 発売まで(つまり次の 1 年間)は 5G を浴びられる機会が極端に少ない見通しであること。そもそも本格的な 5G の「ミリ波」には米国モデルしか対応していない。だとしたら買い替えは日本も 5G ミリ波に対応してからでいいはずだ。
2 つ目は nano SIM + eSIM の組み合わせでは常時 4G になってしまうこと。5G を謳いながらこの仕様では余計に盛り上がりに欠けてしまう。しかもキャリア契約の場合は強制的に 5G 契約が必要なことから SIM の相性を気にしなければならないのだ。
3 つ目は大幅な値引が規制され、キャッシュバック等もない今 iPhone 本体が以上に高くなっていることだ。キャリアモデルは全て 10 万円を越えており、iPhone12 Pro 512 GB に至っては 15 万円を越える。
ならば広角・標準・望遠の 3 眼カメラを備えた iPhone11 Pro を安く入手して 5G 普及までの繋ぎとして使うのも選択肢の一つになるはずだ。。
12 シリーズを購入したい確固たる理由があれば誰も止めはしないが、これから値下げされる各種 iPhone にも注目していきたい。
リンク:じゃんぱら通販サイト