丸井グループの発行するエポスカードに、スマートフォンの修理代金を負担するスマホ保険が登場した。
格安SIMを利用するエポスカード保持者(ゴールド、プラチナカード)向けにスタートしており、月額200円~の少ない掛け金で持てるのが魅力的。
どんな内容でどんなSIMカードが対象になるのか。今回はプランの詳細とメリット、デメリットをみていきたい。
ワンコイン以下でバッチリ保証
同プログラムは月額200円のライトプラン、470円のスタンダードプランの2種類があり、スマホの修理費用を負担してくれる。
ただしライトプランが破損・汚損を5万円までカバーするのに対し、スタンダードプランは水濡れ、故障、紛失・盗難、データ復旧までカバー。
保険金額もスタンダードプランは最大10万円。エポスカードによると、この金額はアップルの正規保証"Apple Care+の半額以下だという。
1年で足りなければ自動更新できるから、1つのスマホを長期間う場合も安心だ。
さらにスタンダードプランを学生が利用する場合は「学生スマホ保険」が無料で付帯。ネットトラブルに巻き込まれたら弁護士に相談することができるらしい。
ここまでの内容が500円以下であれば検討してみるのも良さそうだ。
格安SIMは「楽天モバイル」を含む
では「スマホ保険」に加入できる格安SIMを見ていこう。
まず大手3社の回線を借りるMVNOは言うまでもなく対象。さらにKDDIのUQモバイル、povo2.0、ソフトバンクのワイモバイル、LINEMO、楽天モバイルまで含まれる。
(NTTドコモの格安プラン、ahamoは対象外)
見方を変えればNTTドコモ、au、ソフトバンクの正規プラン以外はほぼ格安SIMに該当するようだ。ただし表記のないSIMカードは念のため問い合わよう。
海外端末は保証対象外
というわけで「スマホ保険」は充実した保証、低価格料金、幅広い格安SIMプランがメリットと言えそうだ。
致命的なデメリットは見当たらないが、敢えて挙げるなら「技適のない海外端末」は保証の対象外であること。
保証を受けるには国内で発売された端末の写真を撮影し、IMEI(製造番号)を送信して登録しなければならない。
従って海外で買ってきたシャッター音の鳴らないiPhoneなども技適がなければ対象外なので加入前に確認しておこう。
いまや日本の携帯電話市場もSIMフリーとなり、回線契約なしで購入できるケースが増えてきた。しかしお店によっては保証が存在しなかったり、購入時にしか加入できなかったりする。
今回のモバイル保険はそうした需要に応えられるのではないだろうか。筆者もメイン利用のiPhoneで加入することにした。
リンク:エポスカード
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