詳しい方には「当たり前じゃないか」の一言で終わる話かもしれないが、中国大陸版とグローバル版は相変わらず仕様が異なるXiaomi端末。つい先日、最新Mi8の大陸版を拝見する機会があったのだが、日本語が入っていなかった。
MIUI9対応のXiaomi端末でもグローバル版を入手すれば日本語も、グーグルサービスも一通りインストールされている。しかし中国版を入手すると大変なことになる。
①日本語ロケール導入はXiaomiアカウントが必要
結局、日本語化を手伝うことになったのだが、USBデバッグがうまく動作しない。良く見るとMiアカウントにログインした上で、SIMカードを挿入する必要がある。これに気づくまでに時間がかかったし、初心者の方には途方もない作業だと思う。
しかもロケールの導入に成功したところで、メニュー画面は相変わらず英語のまま。グローバルROMでは全てが日本語化されているだけに、これにはガッカリしてしまう人も出てくるだろう。MIUI9で日本語フルサポートとは言われるが、中国版は無縁のようだ。
②Google Playも自力で入れる必要がある
日本語化が終わったら、次はGoogle Playストアを入れる作業が待っている。これ自体は日本語化よりも簡単だが、Youtube、Google Map、Chromeなど一つずつ手動で揃える必要がある。
一方で使いそうにない中国アプリを消していくと、なんだか悲しくなってくるのだ。日本語で快適に使えたはずなのに、なんでこんな作業をしなければならないのかと。。だから、くれぐれもグローバル版を選んだ方がいい。
最後に
Xiaomiが日本スマホ市場に参入するのでは!?という話題が一時期盛り上がったが、結局アクセサリー類に終わり、スマートフォンは当面来ないのではないだろうか。それでもXiaomiを使いたいとなれば、輸入するしかない。
しかしよく調べないと、本当に中華スマホと言うものは扱いが難しい。日本語に完全対応になったとはいえ、去年のMi6はグローバル版でも日本語化は必須の作業だったし、ショップROM版を購入するとアップデートが来ないなど、調べることだらけだった。