先日オーストリア旅行中に財布が盗難にあったと書いたのだが、その中には厳しい修行で取得した ANA SFC カードも混ざっていた。
不正利用は防ぐことができたものの、初めて知ったことや行った手続きについて書いていきたい。
再発行すると ANA にログインできなくなる
まず ANA VISA・マスター(三井住友カード)の盗難紛失届先に電話した。
すぐに受理されるがカード番号だけでなく ANA マイレージクラブの「お客様番号」も無効になるため、ANA Web サイトやアプリにアクセスできなくなる。
(中国渡航に必須の銀聯カードまで紛失。これは再発行手数料が発生する)
そのため貯まったマイルの特典航空券の空席照会・チケットの手配など一切の手続きができなくなってしまうのだ。
たださすが SFC 会員だけあって ANA SFC デスクに電話すれば、上記の手続きを電話で代行してくれる。
すでに購入したエアチケットや特典航空券の発券もできるので極度に落ち込む必要はなさそうだ。
スムーズにいけば約 4 日で再発行
ところで再発行にかかる時間は「10 ~ 2 週間」と言われたものの、29 日(未明)に電話して 11 月 1 日到着予定となっている。
10 ~ 2 週間というのは多めに見積もった期間と思われるが、逆に 4 日はかかることを知っておきたい。
そしてもうひとつ、 SFC カードとプラチナメンバーカードをセットで紛失した場合、どちらかが手元に戻ってくるまでは ANA ラウンジ及びスターアライアンス・ラウンジが利用できないとのことだ。
(手前の青いカードがステータスカード)
ほぼ出番のないステータスカードだとは思うが、プラチナメンバーである間はむやみに持ちださず緊急用に保管しておくといいだろう。
ヨーロッパは盗難やスリがおおい
というわけで SFC カード(に限らず ANA カード)は紛失すると Web でログインできなくなることを知っておこう。
そして紛失しても SFC デスクに電話すれば、あらゆる相談にのってくれるので普段から連絡先をメモしておきたい。
筆舌に尽くしがたい絶景にあふれ、どこを撮影しても絵になるヨーロッパにはスリやひったくりが多かったりする。
それは以前のイタリアでも思い知っていたのだが 4 年ぶりの欧州では気を抜いてしまったようだ。
怪我の功名でパスポートや現金は助かったものの、日本から遠いこともあって色々と不安になった一件だった。
やはり財布は分散させてリスクを回避すること、日本とは違った危機意識をもつことが大切だと新たに実感させられた。何かしら参考になれば幸いだ。
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