今年のベスト・バイというかベスト・レンタルを挙げるとすれば間違いなく iVideo レンタル SIM カードだ。
ソフトバンク回線を使ったデータ通信専用 SIM で月額 3,300 円でありながら 900 GB も利用できる優れもの。
そして 3 つの点で WiMAX 2+ を越えたと実感したので改めておさらいしたい。
デバイスフリー
WiMAX2+ はルーターだけで動作しており内部の SIM を抜き取っても SIM フリースマホで動作させることはできない。
いっぽうでレンタル SIM はスマートフォン、タブレット、ルーターなど利用方法を問わないので SIM フリー端末であれば基本なんでも動画する。
しかも標準 SIM からくり抜いて micro, nano サイズにまで調整できるためデバイスが多少なり古くとも問題ないのだ。
ちなみに筆者は Galaxy Fold に入れてテザリング、動画視聴を思い切り楽しんでいる。
データ制限がゆるい
WiMAX2+ には 3 日で 10 GB 使うと制限がかかって低速になるのだが iVideo の制限はかなり緩い。
わざと大量のデータを流しつづけて他のユーザーが遅く感じるような通信でも行わないかぎり制限がかかることはない。
言い換えれば「制限はある」とハッキリ書かれているのだが 5 ヶ月使い続けた筆者がいちども制限を受けたことがない。
「900 GB は何日で使い果たせるかチャレンジ」といったことをしなければ大丈夫だろう。
電波の受信感度が全然ちがう
WiMAX2+ は 2500 MHz 帯という高い周波数を使っているため屋内には物理的によわい。
それを補う 800 MHz 帯のオプションが用意されているものの基本的にはこの 2 つの周波数だけで通信している。
持ち歩けるSIMフリーのホームWi-Fiルーター、L01をこうたwww\(^o^)/ pic.twitter.com/hHwW6kdmaT
— Skyblue (@skyblue_1985jp) March 24, 2017
(やろうと思えば屋内で据え置きとして使うこともできる・・・)
それに対してレンタル SIM は大手 3 キャリア共通の 2100 MHz (Band1)、もう少し屋内に浸透する 1800 MHz (Band3), 地下に強い 800 MHz(Band8)をもつ。
また Softbank Air に使われる大容量通信むけ 2500 MHz(Band 41)も持っているため WiMAX2 +よりも接続感度が違いすぎるのだ。
最後に
このほか、とくに契約期間といった考え方がなかったり違約金もなく不要になったら SIM を返却して終了というスタイルが利用しやすい。
大手ではないため何もかもを急ぎで対応して欲しいという人には向かないと思うが、時間かかっても高コスパで利用できる点に価値を見いだせる人にはお勧めだ。
これからクリスマスシーズンや年末年始のおやすみを迎えるにあたって動画を大量に観たいなどの需要が出てくると思われる。
在庫がない時はないので興味がある人はできるだけ早めに体験してみるといいだろう。12 月 3 日まで送料が無料となっている。
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