Rakuten Mini のような小型の Android スマートフォンは今でこそ普通に見かけるようになったが、すこし前まで需要はあってもなかなか出てこなかったものだ。
その需要に挑んだ先駆者といってもいいだろう、Unihertz の Jelly Pro が未使用品となって秋葉原に大量入荷しているのを発見した。
販売を確認できたのは「じゃんぱら」秋葉原 5 号店および同社通販サイトで、9月 25 日 22 時現在の在庫は 450 台以上とかなり豊富。
一体どこから出てきたのか興味深いところだが、ひとまずあの伝説が 5,980 円なら即買いレベルではないだろうか。
Jelly Pro とは・・・
Jelly Pro はクラウドファンディングで投資を募って作成された小型スマートフォンで、日本ユーザーからも大きく注目されたことから、技適マークを取得して 2018 年に国内発売された。
MediaTek のクアッドコア CPU、ROM 16 GB、RAM 2 GB でバカにできないサクサクした操作ができる。
あくまで普通のスマートフォンのため超小型ながら通話・SMS・テザリングはもちろん、目に見える範囲でさまざまなアプリのインストールが可能だ。
(手のひらにスッポリ入るサイズ感。ストラップホールがあるので何かしら装備させたい)
あの初代 iPhone でも 3.5 インチあった。この 2.4 インチは一般の人が経験したことのない大きさであり、ニュース記事などの長文を読むには少しつらい。
だが SNS やメールの確認、返信などは音声入力をつかって確実に対応できる。データ通信 SIM を入れておけば緊急時に Wi-Fi ルーターとして活躍するし、USB ケーブルを PC に接続すればどこでもテレワークが可能となる。
( microSDXC 256 GB まで対応。内部ストレージは補えるだろう)
バッテリーは交換可能な懐かしいタイプで、裏蓋には SIM スロットが隠れている。2 スロットあると思いきや 1 つは GSM 専用であり、日本で動作するのは 1 枚だけ。
ドコモやソフトバンク系の SIM であれば Band 8, 19 の低周波数を掴むため問題なく利用できるだろう。ただし FOMA プラスエリアには非対応であるため、山間部などでは繋がりにくいかもしれない。
こうした細かい問題は後継機種の Unihertz Atom で全て解決されており、興味ある人は合せてチェックしてみよう。
IoT デバイスのリモコンとして家の鍵といっしょに持ち運ぶもよし、Youtube をラジオ代わりに再生させながら作業するもよし。
書いていたら欲しくなってきたのでこの辺で終えておこう。この週末で売り切れるだろうか、明日はやめに秋葉原へいこうと思う・・・(笑)
リンク:「じゃんぱら」通販サイト