3 月 25 日に新料金プランを発表した OCN モバイル ONE は 4 月 1 日 11:00 から複数端末のセールを実施すると予告している。
セールの詳細は当日まで明らかにならないが、OPPO Reno A や Redmi 9T をふくむ 5 機種が一括 1 円になると明記された。
さらっと書かれているが Reno A が 1 円は前代未聞レベルに安い。いま相場はどれくらいで、どういった価値があるのか。セール価格の条件などをみていこう。
白ロムはいまだに 2 万円を超える
OPPO Reno A は 2019 年 10 月の発売以来、絶え間ないロングセラーとして相場を落とすことなく親しまれてきた。
Snapdragon 710, ROM 64 GB, RAM 6 GB 搭載のミドルスペックで、6.4 inch 有機 EL ディスプレイは大画面でエンターテイメントを楽しめる。
1600 + 200 万画素の 2 眼カメラ、2500 万画素のインカメラ、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Felica（おサイフケータイ）、NFC、防水・防塵、nano SIM + nano SIM、Android 9 などに対応。
なぜこれ程までヒットしたのかと言えば SIM カード 2 枚 + Felica という潜在需要をまっさきに低価格で提供したことにあるだろう。
（楽天モバイル版のみ ROM 128 GB として存在している）
またブランド名 Reno（リノ）がインフルエンサーの指原莉乃さんと偶然にも一致してCM に起用され、若い女性ファンからの需要も続いているのだ。
現在の量販店価格は 29,800 円（税込）で白ロム相場も未使用品は 2 万円を越えている。MVNO SIM とセット購入しても割引上限はせいぜい 18,000 円なので安く入手するにも最低価格は 11,800 円位だろう。
だからこそ OCNモバイルONE の一括 1 円はタダ同然になる点でずば抜けているのだ。もし OCNモバイルONE を検討している人は 4 月 1 日まで待ったほうがいいだろう。
セールの内容や割引条件は・・・
ところでセール情報が書かれた冒頭の画像をもう一度見てみよう。
公式によると一括 1 円スマホは音声 SIM と端末をセットで申込み、新料金プランを選択することが条件となっている。
期間は 4 月 1 日 11:00 〜 16 日 11:00 の 2 週間強で、初期費用は 3,300 円の初期手数料と SIM カード手配料 433 円（税込）が請求される。
料金はどれを選ぶも自由であまり使わない人なら月額 770 円（税込）とずいぶん安くなった。
最低利用期間や違約金は撤廃され、他社へ転出する MNP 番号発行手数料まで 4 月 1 日から無料になる。
最初の手数料にだけ目を瞑れば OPPO Reno A が 1 円、月額770 円でサブ利用できることを考えると異常に安いと言えるだろう。
しかしこうしたセールは年度末に実施されるのが慣例で、新年度に持ち越すなんて前代未聞ではないだろうか。また OCN モバイル ONE を意識してセールを控えてきた事業者は 3 月最後の週にどう出てくるか、お得な案件を探していきたいと思う。
リンク：OCNモバイルONE
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