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「Google Pixel Fold」が登場。3つの見所を解説

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5月5日未明、グーグルは自社初の折り畳みスマホ「Pixel Fold」をTwitter上で発表した。

詳細は5月10日に開催予定のGoogle IOにて発表予定で、高い確率で日本でも発売されることになりそうだ。

デザイン自体は以前からリークされてきた画像と合致しており、他社製品と比べても目新しさを感じることはない。

しかし今回ばかりはAndroid OSを開発しているGoogleがリリースすることに大きな意義がある。



見どころは価格とOS機能、そして・・・

今回、特に注目されるポイントは価格とOS機能だろう。

ディスプレイ横開きのフォルダブル端末は総じて20万円を越えることが多く「誰がそんな物を買うのか」と世界的に普及の足かせになってきた。

Pixelといえば安価な価格設定。今作で10万円台を実現すれば競合他社への牽制にもなり、これまでの風潮が変わる可能性も考えられる。

そして価格と同じくらい大切なのがソフトウェア。Google社はAndroid OS開発の張本人であり「Pixel Fold」はフォルダブルOSのお手本として定義されるはずだ。

ソフトウェア開発が容易になれば、フォルダブル参入の障壁が下がり、今まで以上にメーカーの参入が相次ぐかもしれない。

Android陣営での盛り上がりはApple社を刺激することになり、時代はいよいよフォルダブルに向かうことになるのだ。

そして3つ目の見どころはNTTドコモの出方である。日本におけるPixelシリーズは現在KDDIとソフトバンクが握っており、ドコモユーザーはSIMフリーを選択しなければならない。

今回もまた取り扱いが難しい場合、ドコモは売筋商品を欠くことになり全体のラインナップ再考を余儀なくされるだろう。

いずれにしてもグーグル社が市場に与える影響力は凄まじく、5月10日は今後のフォルダブル市場の行方を左右する発表会になるかもしれない。

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