当ブログでは、クレジットカードに関する記事を色々と書いてきたが、その主な内容はポイント還元率だったり、年会費の考え方だったり、サービス内容に関するものだった。今回、もう一つ大事な事を書いておきたい。
タイトルにもある通り、クレジットカード1枚だけを持つというのは健全であるように見えるが、リスクにも満ちている。ここ3年間、色んな人のクレカを観察したり自分自身の経験を踏まえた事を書いていきたい。
①予期せぬ磁気不良で逃す、おいしい買い物
普段からクレジットカードで買い物をする人は多くいると思うのだが、使えば使うほどカードは消耗する。大事に扱っていても、期限が切れる前に磁気やICチップが接触不良を起こして使えなくなることがあるのだ。
「そんな、まさか」と思われるかもしれない。しかし、仕事でクレジットカードをお預かりすると、一定の割合で使えない人がでてくるのだ。しかもその買い物が、その人にとって大切な買い物だったりする。
日本人、外国人問わず50%以上の人は2枚目のカードを出してくるのだが、残り50%の人は現金を用意しにいったり、買い物を諦めるパターンもある。こうなると大変だ。買い物でポイントが貰えるどころか、現金を用意するのに手数料を払うことになる。
②保留回答で失われる時間
これは磁気不良よりもよくある話。直前に大きな買い物をしていたり、信頼が問われて、決済が通らない事がある。保留回答とも呼ばれるが、一度クレジットカード会社に連絡をとり、不審な決済ではないことをカード保有者から連絡する必要がでてくる。
これがけっこう時間がかかるもので、カード会社のコールセンターが混んでいると尚さらだ。特に楽しみにしているイベント、出先などで起こると悲しいため、やはり2枚は持っておいた方がいいだろう。
最後に
ちなみに筆者も過去3回、買い物の際に磁気不良と保留回答を受けた事があるのだが、2枚持っていただけで問題は回避できた。しかもエポスカードに関して言えば、近くにマルイがあれば速攻で新しい物を発行してもらえる。
キャッシュレス社会が日本に定着するかどうか、そんな議論の方が大きいのかもしれないが、リスク回避はしっかりしておきたい。ついでに、ご利用の計画も・・・