Apple Payが日本で使えるようになったのが2016年。iPhoneは最も普及しているにも関わらず、お財布ケータイが使えないという悩みは、iPhone7リリースに伴い解決された。
しかしステレオスピーカーを搭載したiPhone7は別の問題をもたらした。「カッシャーン」と響き渡るカメラシャッター音。日本と韓国版は盗撮対策という名の下にシャッター音を無音にできない。ここで海外版の需要が出てくるのだが、注意したい事がある。
①海外版は、日本でApple Payが使えない
日本と韓国以外でリリースされたiPhoneはシャッター音を完全にオフにできる。これは毎年同じ事なのだが、iPhone7だけは注意が必要。なんと、日本ではApple Payが機能しないのだ。
つまり、めでたくシャッター音が無音になっても今度はApple Payが使えないという、一長一短になってしまう。Apple Pay不要な人は問題ないが、必要という人は別途Apple Watch Series2以降を身につけるしかない。
②海外版買うならiPhone8以降がお勧め
とはいえ、翌年発売のiPhone8からは海外版でも日本のApple Payが問題なく利用できるようになった。香港版であろうがアメリカ版であろうが、問題なくSuica、iD、QUICPayが動作する。
値段は少し高くなるが、本体の大きさ自体はケースが使い回せるまで一緒。そして、値段以上にデザインの仕上がりや内部スペックが向上しているのでお勧めだ。
なお、この仕組は海外版iPhoneX、XR、XS Maxも同じ。もしも無音シャッター音が必要という人にはiPhone7だけ気をつけて欲しい。