スマートフォン 3 万円時代、アキバで中古 iPhone 7 価格が高騰している理由

日本時間 9 月 11 日の午前 2 時より米国アップル本社にて、新型 iPhone が発表される見通しだ。

ここのところ 10 万円を超える iPhone が多く、15 万円以上のハイエンドを覚悟しているファンもきっといることだろう。

(レンズがまるで「タピオカみたい」とか色々と噂される新型 iPhone)

その一方で、いま秋葉原では iPhone 7 と 8 が凄まじい勢いで売れているらしい。中古品に関しては「もう在庫が切れそう」と某ショップ店員が嘆く。

(まだキャリアモデルが多かった 5 月。2 万円を切るものすらあった)

画像は 5 月 30 日撮影のもの。在庫の奪い合いが続いており、いまや中古品の相場は 32 GB でも 3 万円にまで跳ね上がっている。

一見すると「なんだかんだ、アップルが人気なのか」と思われるかもしれないが、取材を進めるうちに大事なことが見えてきた。



スマートフォンにお金をかけない時代

いまスマートフォンにお金をかけない人が増えている。

この傾向はデータに顕著に現れており、鴻海傘下に入った SHARP は 2 ~ 3 万円台の AQUOS Sense ( lite ) をドコモや SIMフリー市場での展開を続けた結果、国内シェア 2 位に躍り出た

つまりハイエンドで iPhone や Galaxy との戦いをやめた結果、コストを抑えた商品が爆発的に売れたのだ。

富士通もおなじ手法で売上をのばし、国内シェア 3 位に浮上。

逆にこのトレンドをいつまでも取り入れない SONY はこのあと京セラにも抜かれ、国内シェアを大きく落としてしまった。

5 年前と異なり、低価格で質のいいスマートフォンを求める人が圧倒的に増えてきたことがわかるだろう。



高価格な iPhone は求められない・・・

こうしたトレンドが Android で見られるのだから、iPhone を求める人の予算も当然ながら高くないことが想像できる。

彼らが求めているのは「ホームボタン付き」というよりも 3 ~ 4 万円で買える「できる限り最新に近い iPhone 」であって、決して高価なモノではない。

そしてこの傾向はなにも日本に限ったことではないように思われる。

これは先日かいた世界のスマートフォン・シェア率の話から出てきたチャートだが、

トップ 5 企業のなかでアップルだけが前年同期よりも売上を落としている。

アップルにない物といえば、低価格スマートフォンだろう。いま Xiaomi がものすごい勢いで近づいており、まもなく世界トップ 3 の図は入れ替わるかもしれない。

 

香港、台湾、マレーシアなど東南アジアだけでも広く支持されていて、3 万円台で十分なスマートフォンが買えてしまうのだ。



最後に

もちろん筆者のように常にハイエンドや最新技術ばかりを追いかける層も少なからずいる。

ただし成熟しきったスマートフォン市場において、人々の予算は 3 ~ 4 万円に落ちている。

(いつの間にか 2 万円で買える iPhone7 は姿をけした)

秋葉原の iPhone 7 が高騰している理由も、Apple Pay と耐水に対応した安心できるモデルで十分という消費者の心理が反映されているのではないだろうか。

そうだとしたら発表会を控えるアップルはまた販売不振に陥る。いよいよアップル帝国崩壊がはじまるのだろうか。

9 月 11 日の発表がますます楽しみになってくる。

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