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【レビュー】Google Pixel5 と Pixel 4a、実用性とコスパで迷ったらコレ!!【メリット・デメリット】

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Android OS を提供する Google 謹製スマートフォン、Pixel シリーズが今年も出揃った。

大型画面で選ぶなら 6.2 インチの Pixel 4a (5G )一択だが、コンパクト重視なら外観やサイズがほぼ一緒の 4a と 5 で迷う人も出てくるだろう。

そこで今回、両モデルを購入した筆者がそれぞれのメリット・デメリットを挙げた上で「実用性とコスパ」はどちらが上かを選びたい。購入を迷っている方の参考になれば幸いだ。



最強すぎる Pixel 4a 

まずは「Pixel 4a」 から見ていこう。Google 直販価格 42,800 円(税込)の同モデルは手にすっぽり入るサイズ感を実現している。

低価格ながら Snapdragon730G、 ROM 128 GB、RAM 6 GB と信頼と余裕あるスペックで Dual SIM( nano SIM + eSIM)、 Felica 、指紋認証、そしてハイエンドクラスの AI カメラで信じられない充実ぶり。

(au MVNO と楽天モバイル UN-LIMIT V などの節約が可能)

Android 10 搭載ながら既に 11 へのアップデートが可能。特徴の OS 最速アップデートがもう体験できるのだ。

そしてシングルレンズながらカメラも素晴らしい。ポートレート撮影は AI 処理が素晴らしくハイエンドの領域に達している。

夜景に関しても Galaxy Note20 Ultra に勝るとも劣らない出来栄えで、コスパが爆発していることがわかるだろう。

デメリットを挙げるなら「防水」・「ワイヤレス充電」非対応の 2 点くらいで、もはや死角なしである。

 

Pixel5 の付加価値は!?

では続いて Pixel5 を見ていこう。寸法はすこし異なるがサイズ感は Pixel 4a とほぼ一緒。実際、Black を 2 つ並べると見分けにくい。

(左が Pixel5、右が Pixel 4a)

スペックは Snapdragon 765G、ROM 128 GB、RAM 8 GB のミドルレンジで、4a と同様に nano SIM + eSIM、Felica、指紋認証搭載。

付加価値としては 4a よりパワフルな CPU、「5G」、「防水」、「ワイヤレス充電」に対応。

またヌルヌル動作する画面リフレッシュレート 90 Hz に対応するなど、それなりの進化を見せている。



デメリット

ただし非常に惜しい点も目立つ。そもそも最新の Pixel はその年の最強 CPU を搭載するのが慣例ながら、今年はミドルレンジの Snapdragon765G を搭載している。

恐らく新型コロナウイルス蔓延によるスマートフォンの出荷台数減、部品コストの高騰などが背景にあるのだろう。コストは抑えた代わりに処理性能も Pixel4 と比べて大幅にダウンした。

また 5G は Dual SIM スタンバイにすると 4G + 4G の待受になる仕様は 5G を謳う意味が薄れてしまい腑に落ちない。

もちろん「広角撮影」などの利点はあれど夜景撮影やポートレート撮影ではもはや Pixel 4a と大差は感じられず 32,000 円追加する価値があるのか疑問に思っている。



異例の年で仕方ない??

もし Pixel5 が例年通り Snapdragon 800 番台のチップを搭載し 5G + 4G のデュアルスタンバイ対応なら話は変わってくる。

しかし 5G 自体がほぼ飛んでいない 2020 年現在では 5G 電波探しをしたい人や広角カメラが必須という特殊なケースでない限り Pixel 4 からの買い替えはお勧めはできない。

(ソフトバンクだと高額なので、購入するなら au か SIMフリーモデルがいい)

誤解がないよう書くと完成度が低いのではない。それだけ Pixel 4a の完成度が高すぎて 5 と比べた時に 32,000 円分の差別化を図るのが難しいのだ。

もちろんあくまで筆者の見解なので Pixel3 から 2 年ぶりに乗り換えるとか、数年後に 5G が普及することを見据えて購入するのはありだろう。色んなレビューがある中で一つの意見として参考になれば幸いだ。

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