ここのところソフトバンク回線を使った大容量通信 SIM が話題で、当ブログでは iVideo 300 GB SIM の検証を行っている。
くわしくは前回の記事を参照していただきたい。
さて今回は検証の進捗と SIM を利用するにあたってのメリットに関して触れていきたい。
①昼夜の速度制限がなく快適
OPPO Reno 10x Zoom にセットしてから主にテザリングで PC 作業に利用している。
もちろんスマホで Youtube を閲覧したり、別の iPhone の写真をクラウドへアップロードするなど上り通信の検証もしている。
サーバーの応答速度 ( ping )やページ読みこみが速く固定回線となんら遜色ない。
SIM カード到着から 2 日間で 5.9 GB とハイペースで利用しているが制限らしき速度にはなっていない。
またピークタイム時の低速がないことも実用面において助かっている。
300GBのSIMカードですが、昼夜の速度制限もなく快適です(*´ω`*)
2 日間で 5.9 GB使いました。すこーしずつ負荷をかけて検証していきます(*´ω`*) pic.twitter.com/jZ2zkQrQGq
— Skyblue (@skyblue_1985jp) 2019年7月9日
このまま無理な負荷をかけず、どこまでいけるか引き続き試していくつもりだ。
②ルーターなしの生活がありがたい
ここで「レンタル SIM のメリット」について考えてみたい。
いままで大容量通信といえばモバイルルーター (それも 2 年縛りの契約) が一般的だった。
そしてルーターのなかに入っている SIM はスマートフォンに入れかえることが仕様上できなくなっている。
WiMAX2+ やソフトバンクのルーターなどは典型的な例だ。
(法人向けのドングル型 WiMax2+ 端末も存在する)
いっぽうで「レンタル SIM」は 1 ヶ月毎に続けて利用するか否かを判断できるうえ、スマートフォンでの運用が可能。
2016 年以降は Dual SIM 対応スマートフォン増え続けており レンタル SIM とメイン SIM を 1 台に収めることもできる。
4 ~ 5 年前では考えられなかったモバイル環境が整っているのには感動すら覚える。
1ヶ月を通して実用性があると判断できれば固定回線はおろか、大手キャリアの 50 GB プランの存在すら脅かすだろう。
最後に
とはいえまだ怪しい部分があるのも事実だ。業者によっては誤って SMS を送信すると 5,000 円の罰金をとられるらしい。
なぜそうしたシステムなのか明確な説明がなければ、サービス自体に不安をおぼえる人がいるのも当然だ。
ひとまず iVideo に関してはこのまま検証を続けるのでまた週末あたりにご報告したいと思う。
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