東京原宿にあるサムスン電子の最新技術、スマートフォンの展示施設 Galaxy Harajuku で海外版 Galaxy の修理サービスが開始された。
(韓国のサムスン本社ビル:筆者撮影)
ケータイ watch によると修理対象は Galaxy S8+ および Note8 以降と案内されているが、期待ハズレと言わざるを得ない。
①日本に住んでいる人はほぼ対象外
違和感をおぼえるのは「来日して 90 日以内の人」しか修理してもらえない点。
おそらく「技適」がからむ関係でこうなったのだろう。
つまりサムスンとしては・・・
「日本に 90 日以上いる人はもちろん技適のあるスマートフォン使っていますよね?
技適のない海外版はふつう渡航者しか持ってないので、日本にお住まいの方はは受け付けできません」
と言っているようなものだ。
法令遵守(コンプライアンス)でこのように案内せざるを得ないのだろう。
(それともこれは表向きの案内なんてことがあり得るのだろうか)
②一時帰国の人は「入国」スタンプを
もう一つ気になるのは一時帰国者に対する対応だ。海外に住所がある人で一時的に日本に帰国している人はおそらく修理してもらえるはず。
パスポートが必要とのことから 90 日以内の滞在であることを証明する必要があるのだろう。
ところがいま日本の空港では「顔認証」による入出国が一般的で、昔のようにスタンプを押してもらう習慣はなくなった。
(昨年は念のため押してもらっていたが、最近はもらっていない)
入出国スタンプはこちらから申し出ないと貰えないため、わすれるとパスポート上での入国履歴がわからなくなる。
この点を Galaxy Harajuku ではどう処理するのかが疑問なのだ。
一時帰国者と永住者を厳密に見分けるだろうか。
最後に
海外版の Galaxy 修理に関しては期待する声がおおく筆者もその1人だった。
それだけに「入国から 90 日以内の人」が対象という案内は期待ハズレと言わざるをえない。
ただしパスポート 1 点でどこまで深く調べられるのか、入国スタンプ有無で修理できないなどのトラブルに発展したらどうするのか、気になる点は多い。
これに関しては少し時間をかけて実態を調べていきたいと思う。
参照記事:原宿の「Galaxy Harajuku」、海外版Galaxyの修理サービス
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