この一週間で「ソフトバンク回線」を利用したレンタル SIM が大きな話題になりつつある。
いろんな業者があるなかで筆者は iVideo の 300 GB を検証中。今回はその続きと懸念される点について触れておきたい。
25 GB こえるも制限なし
最初はものすごい悪評だと聞いていたのだが 20 GB そして 25 GB を越えるも全くスピードが落ちることはない。
ギガを消費しやすい NetFlix や Amazon Prime などで 1 本あたり 3 ~ 4 GB の動画をいくつかみても全く影響ない。
(もちろん標準画質という甘えは許されない)
この調子で使えるなら「ほぼ固定回線」と言えるだろう。少しずつ通信しながら 50 GB オーバーを検証していくつもりだ。
20 GB で制限がかかったという声に関して
ところで「 20 GB で制限がかかった」という声に触れておきたい。
恐らくだがわりと短時間に「わざと」としか思えない通信をしたのではないだろうか。
いちじてきにも回線を独占すれば通信がおもくなる。制御システムが検知して「待った」がかかることはあり得るのだ。
そうした人は「20 GB で止まるなんて使えない」と揚げ足をとるのだが、クレーマーといわれるレベルだったりする。
回線は公共のものなので、今回の検証ではそこまでのことはしないつもりだ。
「改悪」がとても心配
むしろ心配なのは加入者がふえた時の「改悪」だ。「大容量」や「無制限」を謳うサービスは過去 5 年間にいろんなものが存在した。
しかしどれもこれもユーザーが増えると「制限」をもうけるか、サービスが成り立たず撤退の道を歩んでいる。
例えば 2014 年には Y!mobile が無制限で 305 ZT を提供していた時期があった。
スタバでドヤ顔でMacBook Air with Gear S!( ・´ー・`)奥の席だけどネット繋がる、そう305ZTならね(;^ω^)(;^ω^) pic.twitter.com/cj8sXtzMXG
— Skyblue (@skyblue_1985jp) 2014年12月15日
ユーザーがふえると急に制限がはいるようになりクレームが殺到。
違約金なしで解約に応じられる例がでるなど、もはや騒動ともいえる例もあったのだ。
こうした過去を鑑みると 300 GB や 900 GB のレンタル SIM もユーザーの増加でなにがどう変わるかわからない。
もちろん誰もが同じ品質で使えるよう期待しているが、過去の例からある程度の未来は覚悟した方がいいかもしれない。
すこし本題からずれたが、つぎは 50 GB をこえたら報告するつもりだ。
むしろそのくらい使えれば 3,200 円としては十分ではないだろうか。
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