Google が手掛ける Andoroid スマートフォン Pixel 5 の白ロム価格が Amazon などで 65,980 円(税込)に値下がり始めている。
この流れは秋葉原にも波及しており 1 月 17 日時点では 64,800 円(税込)の最安値を記録した。
販売を確認できたのは「じゃんぱら」秋葉原 5 号店および同社通販サイトで、Sorta Sage、Just Black 合わせた在庫数は 60 台以上。
いずれも au 版を SIM ロック解除した未使用品で、予算的に厳しかった人もだいぶ買いやすくなった印象だ。
3 年間は楽しめる Google 旗艦モデル
Google Pixel5 は Snapdragon 765G、ROM 128 GB、RAM 8 GB 構成のミドルスペックで、同社の旗艦モデルがハイエンド以外で発売されるのは珍しい。
画面サイズ 6 インチながら片手でも持ちやすく Full HD+ の有機 EL ディスプレイは輝度が明るすぎない仕上がりで眼が疲れにくい。
(超薄型に 151g はとても軽くてケースを装着しても重さを感じない)
1600 + 1200 万画素 2 眼カメラ、防水・防塵、Felica(おサイフケータイ)、ワイヤレス充電、Wi-Fi a/b/g/n/ac、4,000 mAh バッテリー、eSIM、ステレオスピーカー等に対応。 Android 11 を標準搭載しており 2 回の OS アップデートと 3 年間のセキュリティ更新が保証されている。
今から購入すれば 5G が普及し始める 2022 年以降により楽しくなってくるはずなのだ。
povo、LINE on Softbank 登場で eSIM に活路
ネットワークに関してはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル UN-LIMIT V および各社 MVNO に幅広く対応しており au 版といえども他社が不利になる制限はかけられていない。
(筆者による検証。ソフトバンクは Pixel 専用契約でないとテザリングできないようだ)
5G は最近のアップデートで楽天モバイル 5G まで網羅され、Android スマートフォンでは全キャリア 5G に対応する貴重な 1 台である。
Pixel5、docomo 5Gも500〜600Mbpsでますね! pic.twitter.com/9iH9yc7fOX
— Skyblue (@skyblue_1985jp) October 15, 2020
(今回ドコモから未発売だが 4G/5G はしっかり動作した)
また nano SIM + eSIM の DSDV 構成も見逃せない。今までは楽天モバイル UN-LIMIT V や IIJ mio くらいしか選択肢がなく使いみちが狭かった。
ところが政府主導の料金値下げで登場した KDDI の povo、ソフトバンクの Softbank on LINE が eSIM 導入を表明したことから 3 月にも選択肢が一気に広がることになる。
(楽天 モバイル nano SIM と eSIM をインストールした様子)
普及すれば自宅から SIM の発行・インストールが可能になり紛失しても再発行などが容易になるはずだ。
最新技術の詰まった AI カメラで最高の写真撮影、全キャリア 5G 対応の贅沢なネットワーク、3 年後まで保証されたアップデートを考えれば最高の 1 台ではないだろうか。
なぜいきなり安くなった!?
最後に余談だが KDDI は 2022 年に 3G 停波を予定している。ところが未だに 3G ケータイ(ガラケー)を使っている人がいて同社は巻取りに必死だ。
そのため iPhone SE 第2世代など高額な商品をとくべつに一括 1 円などの破格で提供し4G 契約に乗り換えてもらう施策を展開している。
これを俗に「マイグレ」とよぶのだが、おそらく Pixel5 もそのような販売がなされているのだろう。
(画像は 2020 年 8 月のもの。ショップによって施策の中身は異なっている)
そして中には既にスマートフォンを持っているため、必要ないから売却する人がいてそれが白ロム市場に大量に流れてきたと思われる。
検討している人は価格の動きに注目してみよう。また大きな変動があればご報告したい。
リンク:「じゃんぱら」通販サイト
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