Galaxy S21 Ultra を使い始めて 7 日目。使っていて驚くのは 3D 指紋認証センサーの精度改善と驚くべきバッテリー持ちだ。
バッテリーMix アプリを入れて検証したところ、ライトな使い方であれば何と最大 4 日使えることが発覚。
もちろんバッテリーは使い方によって減り方は変わるため、必ず 4 日持つわけではないし 1日中ずっと弄っていれば 1 日で使い切るだろう。
そうした点を踏まえながら、今回は 4 日間で気になったことを記していきたい。
5G オンで Dual SIM 運用
まずはバッテリー消費が激しいと言われる「5G」を常時オン。さらに 2 枚の SIM を入れてデュアル・スタンバイにしている。
昨年の Snapdragon 865 ならこの時点で減りが激しくなっていたが、今年は驚くほどに減らない。SNS等の通知がある程度くれば 1 % 減るといった具合だ。
さらにもうひとつ気になったのが、ディスプレイ点灯時間がバッテリー消費にほぼ影響してないと思われること。
普通なら電力消費が激しい項目としてバッテリーMixアプリに出現するのだが、何故かまったく見当たらない。
ちなみにディスプレイの自動輝度調整はOFF、GPS や Bluetooth もアプリ利用以外ではOFF、画質は Full HD+ にしている。
そうした設定が少なからず影響しているのだろうかか。
いずれにせよ 2 日間を終えて 61 % 残すことに成功。ヘビーに使わなければ多くの人が 2 日は持つことになると思われる。
60 Hz に設定したらさらにゆっくりに・・・
あとバッテリーに影響しやすいのは「画面リフレッシュレート」だろう。 120 Hz に設定するとアプリの高速起動や滑らかスクロール等が可能となる。
ただし 60 Hz でも個人的には充分に滑らかだと感じたので 3 日目からは 120 Hz をやめて 60 Hz に固定。さらに充分と感じたため 3 日目からは 60 Hz に設定。するとバッテリーの減り方はまた持つようになった。
3 日目を終えた残り残量は 37 %、なんとまだあと 1 日行けそうである。
そして 4 日目は「テザリング」を使って負荷をかける検証を行った。さすがに減りは早くなったものの 15% で節電モードへ切り替わるとそれ以降の減りは驚くほど緩やかになった。
結局残り 8 % を残して 4 日が経過。ここ数年では稀にみるバッテリー持ちを見せた。
今年の Snapdragon888 は当たり年か?
今回は仕事の合間にネットブラウザをしたり、寝る前にすこし動画を観ると言ったライトな使い方を想定して検証した。
1 日中ゲームをするなどヘビーな使い方をすれば、やはり 1 日で半分くらい消費することになるだろうし、減り方は人によって様々であるため保証するものではない。
さらに Galaxy S21 シリーズは発売される国や地域によってチップセットが異なる点にも注意されたい。
(Etorenなどの海外サイトでは G988B 型番が Exynos 搭載だ)
韓国、欧州、シンガポール等ではサムスン独自の Exynos 2100 が搭載され、香港などではクアルコム社の Snapdragon888 が搭載されている。
この 2 種類によっても検証結果は多少異なってくるだろう。
しかしいずれにせよ 2020 年のSnapdragon 865(+)よりは大幅に改善されている実感があり、Galaxy に限らず今年発売される Snapdragon888 搭載スマートフォンはバッテリー持ちの面でも大きく期待できるかもしれない。
また様々な検証をしていく予定だが、購入にあたり参考になれば幸いだ。
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