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備えあれば憂えなし。スマホDual SIM化で緊急時に備えよ!【au大規模障害に学ぶ】

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7月2日に発生したauネットワーク障害は、近年稀にみる大規模だった。

仕事やプライベートで連絡がとれず困った人は公衆電話を探したり、Wi-Fiスポットを求めてauショップに来店するなど苦労を強いられたようだ。

(実際には緊急通報もできない)

「~ようだ」とまるで他人事のように書くが、じつは筆者もauユーザー。しかし日頃からDual SIM(デュアルシム)を利用しているから問題なく過ごすことができた。

今回はこの障害に関する考え方、そして対策方法についてご紹介したい。



携帯電話は水道や電気と同じ

今回のような大規模障害はどのキャリアでも起きている。直近では2018年、ソフトバンクで数時間に及ぶ障害が起きたし、2021年にはNTTドコモで29時間にわたる障害が発生。

そのたびにユーザーが憤慨して解約するのも無理はない。しかし、例えばソフトバンクからドコモやauに乗り換えたユーザーは、結局おなじ目にあっているのだ。

(ショップに怒鳴り込みはNo!)

もちろん、キャリアは365日24時間体制でネットワークを監視しているし、必要に応じてアクセス制限(交通整理)も行っている。

それでも3000万人が困ったのは、もはや私たちが携帯電話なしに生きていけないからだ。電気、ガス、水道のように受給が逼迫したり、バスや鉄道のように遅延や欠航することもある。

携帯電話はインフラ(産業基盤)として捉える必要があり、ひとりひとりが災害時に備える必要があるのではないだろうか

 

スマホをDual SIM化しよう

そこでお勧めしたいのがDual SIM(デュアルシム)化。いま使っている回線とは別に、予備の回線を持ちましょうということだ。

iPhoneであれば2018年以降のモデル、Androidは2020年以降のGoogle PixelがeSIMスロット搭載で、同時待受に対応している。

このeSIMスロットに大手3社の格安プランまたは楽天モバイルをインストールすれば、どちらかが障害でダウンしても片方が活躍してくれる。

(お勧めのLINEMO。6ヶ月間実質0円キャンペーン中)

このDual SIM化は総務省も大きな関心を示しており、いまやキャリアスマホ(AQUOS、Xperiaなど)も徐々にeSIM対応を始めている。

いまシングルSIMのスマホを利用している人は、次回の買い替えでDual SIM対応端末を選ぶといいだろう。



通話用、データ用で分けると「吉」

とは言っても、これほど大規模なネットワーク障害は数年に1回程度。結果的に維持費だけが嵩む結果になりかねない。

そこでお勧めなのが通話用SIM、データ用SIMで役割を分けること。もちろん同じキャリアで揃えると冗長構成にはならないので、異なるキャリアを選ぼう。

(0円維持できるpovo2.0もお勧め)

ほとんど通話をしない人は月額200円台で持てるMVNO SIM(IIJ mioなど)をメインに置き、3GB/5GB/10GBなど必要に応じたデータ通信SIMを好きな事業者から選ぶと良いだろう。

ネットワーク障害は発生しないのが一番。しかし私たちのインフラである以上、もしもの時に備えた方が緊急時にも落ち着いて冷静になることができる。

「いますぐ」やるのが理想だが、まずは「デュアルSIM(デュアルシム)」について、周囲の人と話し合うネタになれば幸いだ。

リンク:【LINEMO】

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