KDDIは従量制プラン「ピタットプラン」を2023年1月31日で終了する。同年2月1日より同じく従量制「スマホミニプラン」が開始される予定だ。
家族割、スマートバリュー、auペイカード等を駆使すれば、今まで通り月額2,178円~で、一見あまり変わっていない。
しかし、これらの割引をすべて駆使した場合で比較すると実質的な値上げとも言える。
1~4GBが細分化、実質1,100円の値上げ
比較対象がないと分かりにくいので、ここで現行のピタットプランを見てみよう。
(1GBまでは月額3,465円で新料金と変わらない)
現行ピタットプランは料金が3段階に変化する仕組みで、1GBを超えた場合4GBまで3,278円で利用可能。ところがスマホミニプランでは同額3,278円で2GBまでしか使えない。
新プラン | プラン | ||
1GB | 2178円 | 1GB | 2178円 |
2GB | 3278円 | 2~4GB | 3278円 |
3GB | 4928円 | 4~7GB | 4928円 |
4GB | 6218円 |
(各種割引適用後で比較)
またピタットプランは4GB~7GBまで4,928円で使えるのに対し、スマホミニプランは同額で4GBまでしか使えない。5GB以上の利用は想定されなくなっている。
従って仮にスマホミニプランに移行した場合、今までと同じ感覚で使うと月額1,100円ずつ上がっていくはずだ。割引を一切適用しない場合、金額だけを見ればピタットプランより安くみえる。
しかしギガ単価は割高になっていて、やはり料金プランを移行するメリットは見えてこない。これでは単純な値上げと指摘されるため何かキャンペーンが用意しているかもしれない。
例えば端末が21,600円安くなるとか、Youtube Premium等の割引が半年間得られるなど追加要素の発表にも注目していきたい。
リンク:KDDI
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