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【レビュー】「Pixel Fold」で見えてきた、5年後のフォルダブル像

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「Pixel Fold」を入手して早くも1ヶ月。だんだん操作にも慣れてきて、すっかり手放せなくなってきた。

そして使っていくうちに「Pixel Fold」が目指す方向性が見えてきた。

フォルダブル端末はなぜ開く必要があるのか。今回は「Pixel Fold」の特徴をもとに筆者の見解を解説したい。



フォルダブルの真価とは

従来のフォルダブル端末は「開けば大画面で見やすく使いやすい」と言われてきた。動画コンテンツや電子書籍なら大画面の恩恵を受けやすい。

しかし、その他のアプリはどうだろう。例えばX(Twitter)は大画面にはなるが、中途半端に大きくなっているだけ。

これでフォルダブルが欲しくなるかと言われれば、多くの人が「No」と答えるのではないだろうか。

では横開きにする理由は何だろう。この疑問は別のレビュー記事にて「2つのアプリを並べるため」と筆者は述べている。

初心者にも簡単なフォルダブル「Pixel Fold」を実機レビュー

「Galaxy Z Fold5」と比べてアプリのサイズ感にこだわっており、本格的な2画面体験ができるのだ。ただし、これではアプリ単体で使う人にメリットがない。

そんなことを考えていたら、いくつかのアプリが別の答えをみせてくれた。

 

スマホとタブレットで別々の体験ができること

まずLINEアプリをご覧頂きたい。閉じた状態ではスマホと同じ見慣れた画面。

開くと左側でニュースやSHORT動画を観ながら、右側でトークを楽しめる全画面表示になる。

どうだろう。X(Twitter)のような途半端な大画面ではなく、スマホでは出来ない体験に仕上がっているのだ。

本のように折り目を付けることでタブレットより持ちやすく、それぞれのコンテンツに没入することができる。これこそが横開きの価値ではないだろうか。

もう1つ、株価アプリ「moomoo」を見てみよう。気になる銘柄の株価をリアルタイムで教えてくれるアプリで、閉じた状態だとこんな感じ。

開くと銘柄一覧が左側に寄り、右側では特定の銘柄をチャートで表示してくれる。これもまたスマホでは出来ない体験と言えるだろう。

「LINE」も「moomoo」もタブレットに最適化されている。閉じた時と開いた時で異なる体験を提供することで、フォルダブルの体験価値を高めているのだ。

今はまだ対応アプリがとても少ないが、5年もすればスマホ、タブレット、縦回転でスマホ大画面モードの3役をこなすマルチデバイスに進化しているかもしれない。

(縦回転でスマホ大画面に)

横開きフォルダブルはサムスンのリードが続いているが、よく「折り畳む意味はあるのか」と指摘される。

この疑問には筆者も長らく答えを出すことができなかったが、「Pixel Fold」の動きをみてようやくYesと確信することができた。

スマホとタブレット、つまり閉じた時と開いた時でまったく別の体験を提供すること。それこそがフォルダブルの使命なのかもしれない。

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