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【実機レビュー】Galaxy S23 Ultra、今年は買わなくていいかも。

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サムスンの旗艦モデル「Galaxy S23」シリーズが発表され、韓国・米国で2月17日、日本以外の国では2月24日に順次発売される。

筆者の住むタイ・バンコクでも実機の展示が始まっており、サムスンショップやキャリアショップの広告が模様替えし始めた。

夏のフォルダブルまで主力製品として期待されているのだが、今回はファンの間でも意見が大きく割れそうだ。さっそくデモ機を触ってきたので感想を述べていきたい。



Galaxy S23 Ultraは外観・中身がほぼ一緒

まずは大人気の「Galaxy S23 Ultra」から見ていこう。外観やサイズは前作「Galaxy S22 Ultra」とほぼ一致しており、見た目だけでは区別がつきにくい。

S22 Ultraと比べて側面が角ばっているが、よく見なければ本当にわからない程度だ。

1世代新しいチップ「Snapdragon 8 Gen 2」搭載のS23 Ultraは、処理能力やゲーム性能で高いパフォーマンスを出すだろう。

しかしフル活用できる人はどれ位いるだろうか。

カメラに関しても悩ましい。S23 Ultraは暗所での撮影や動画撮影における手ブレ補正が強化。広角レンズが2億万画素に向上するも実力差はイマイチ分かりにくい。

またフロントカメラは4000万画素から1200万画素にダウングレードされる等、すべてが改善されたわけではないのだ。

UIが刷新されるならまだしも、ソフトウェアに関してはS22 Ultraとまったく同じ。こうなると数年ぶりに機種変更する人が買い替えの中心になりそうだ。



「Galaxy S23」はデザインが好印象

いっぽうで「Galaxy S23」は背面カメラ周りがフラットになってスッキリした。

側面が角ばっていて、サイズ的にはiPhone14にかなり近い。iPhone以外でコンパクト、かつ高スペックなスマホが欲しい人には検討する余地がありそうだ。

前作と比べて1世代新しいチップセット、インカメラ1000→1200万画素、バッテリー容量3700→3900mAhに進化しており、ディスプレイのゴリラグラスも進化した。

ただしGalaxy S22から買い替える程度であるかは微妙である。

同モデルが向いているのはミドルスペックのGalaxy Aシリーズユーザー、他社Androidスマホを使ってきた新規ユーザーである。最高スペックモデルが10万円以下はいまやお手頃なのだ。

2010年から続くGalaxy Sシリーズは度重なる刷新で世界を驚かせてきた。しかし時代の流れで主役がフォルダブルに移行しつつあり、Sシリーズの進化は一旦落ち着いている。

日本ではGalaxy Harajukuに展示があるようなので、アクセスできる人はぜひ足を運んでみよう。

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