もしもノートPCがスマホのように使えたら、それでもあなたはスマホを持ち運ぶだろうか。
また頭の悪い話で恐縮なのだが「Rakuten Link 」デスクトップ版を使ってノートPCをスマホ化してみたのでご紹介したい。
そもそも「Rakuten Link」デスクトップ版とは?
まずは「Rakuten LINK」デスクトップ版について解説しよう。これは楽天モバイルが提供するPC向けアプリで、スマホの電話番号がデスクトップ上で利用できるもの。
楽天モバイルIDでログインすれば、手元にスマホが無くても無料で国内通話やSMSが使えるのだ。
PCにアプリをインストールしたら、楽天モバイル回線の入ったスマホ側でQRコードを読み込むだけ。
通信環境はWi-FiがあればOK。通話料金が発生しないのはもちろん、スマホの充電が切れた緊急事態の出番にも期待できるかもしれない。
QRコードを読み込むと自動ログインされ、すぐに使えるスタンバイ画面になっていた。
さて、ここで自分の電話番号に電話してみると。。。
着信しているではないか!基本的にはマイクで話す仕組みで、Wi-Fi経由なので通話料金は0円。
あまり電話をしない人でも、Amazon、Google、Apple等で要求される二段階認証コードがすぐ確認できるのは便利ではないだろうか。
スマホを家に忘れてしまったり、充電がゼロになってしまった時の緊急用としても重宝できそう。
大手3キャリアがまったく取り組んでいない分野だけに、ビジネス層を中心に訴求できるかもしれない。
何でもできる!もはや実質スマホww
さて本題はここから。まずはThinkPad X1 nanoに楽天モバイルSIMを挿入する。
4Gが繋がる場所では100Mbps前後出ている。これでWi-Fiがなくても外出先でどこでも楽天ネットワークが使えるようになった。
楽天モバイル 5Gにも対応しているので、受信エリアに行けば爆速になるはずだ。
さて、ここからはWindows 11のサブシステムを使って、日常生活で使うAndroidアプリをインストールしよう。
下の画像では左から「PayPay」「楽天ポイント」「threads」が立ち上がっている。
このままPCをレジに持っていき「すみません、PayPayでお会計お願いします」「あ、楽天ポイントつけてください」とドヤ顔すれば完璧(やめろ)。
LINEアプリはWindows版を使えば問題ないし、ウェブブラウザを使えば大画面を使って大抵のことはできてしまう。これはもはやスマホ要らないのでは??
Apple Watchで冗長構成を!!
もちろんノートPCなので閉じると電話の着信を受け取れない。そんな時はApple Watch セルラーを併用しよう。
(eSIMで楽天モバイルが動作中)
iPhoneでペアリングすれば、普段はiPhone本体が無くても同じく通話、SMS、メール、LINE、Map等が外出先で利用可能。
今回ご紹介したのは13インチノートPCなので、あまり現実味がわかないかもしれない。理想は10インチ以下のSIMスロット付きUMPCやUltrabookだろうか。
最近は持ち運びながらストリートファイターV, VIくらいのゲームが簡単にできるから、ゲーム仲間とのコミュニケーションにRakuten LINKを取り入れるのも良さそうだ。
Apple WatchがあればSuica、iD、nanaco、waon、QUICPayといったキャッシュレス決済だって怖くない。いやー、これはもうスマホ要らないでしょww
と言いたいところなのだが、外出先でRakuten Linkデスクトップ版を使うには、現状、楽天モバイル端末と同じWi-Fi環境下にいる必要がある。
したがって外出時は楽天モバイルSIMの入ったスマホからテザリングする必要がありそうだ。この制限が突破されれば面白いことになると思う。
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