UQモバイルは 3 月 1 日よりシニア割(60 歳以上)を改定する。
これまで BASIO4 など限られた機種に 0 円提供されてきた「かけ放題(24時間いつでも)」の機種縛りを撤廃しサービス価格を月額 700 円(税別)に統一。
本日より iPhone や他社 Android など好きな端末でより多くの人が利用可能となる。
例えばもっとも手軽な「くりこしS」なら月額 3 GB データ通信と合わせた場合、月額 料金は2,180 円(税抜)の破格。
(料金上は 1,700 円のオプション料金が永年 1,000 円割引とされている)
1 人世帯でも適用できるのが特徴的で、すでに同様のサービスを発表済みのワイモバイルと比べて 500 円安い。
65 歳以上が 3,600 万人を占める日本では、この層が潜在的な顧客として同社のターゲットになりそうだ。
一人ならワイモバイルより安い
競合のワイモバイルも同様に 60 歳以上のユーザーに月額 700 円で 24 時間の通話定額を提供している。
しかも 2 人目以降は 3GB プランを 900 円で持てることから、オプション料金 700 円と合わせても 1,600 円の破格になることが話題となっていた。
またソフトバンク光のある家庭なら 1 人目も 900 円になることから 60 歳以上の家族を含む複数人の世帯に強いのがワイモバイルの特徴と言える。
いっぽう UQ モバイルは固定回線や複数人で利用した際の割引に乏しく、代わりに 1 人でも割安で使えるのが強みだ。
いま日本の人口は年間約 50 万人ペースで減っており平均世帯人数は 2.42 人と言われている。つまり今まで大手キャリアが実施してきた家族 3 〜 4 人で 1 人 1,000 円割引が通用しなくなりつつあるのだ。
また同社は 60 歳未満にも 500 円から無料通話オプションが用意されていて1,980 円あれば年齢に関係なく音声もデータもある程度満足できる水準ではないだろうか。
毎週のように新しいプランやキャンペーンが発表される携帯電話業界、今月も各社の競争に注目していきたい。
リンク:UQモバイル
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