2017年6月、約2年ぶりにSoftBankを契約しメイン回線として利用している筆者。毎月の維持費は固定回線としてSoftbank Air 5,270円、当時一括0円で契約したiPhone SE 32GB 約1,700円(当時のスマホデビュー割適用)、計6,970円(税込)と非常に安い。
(去年の6月に契約した時はタイミングがよく、良いものが手に入った)
おかげさまで快適に利用しているのだが、メインを他社に移したくとも簡単ではない事に気づいた。途中で解約すると残債と違約金が半端ではないのだ・・・
①分割36回払い契約に潜む、実質0円の罠
そもそもSoftbank Air、本体代金が58,320円なのだが24ヶ月ではなく36ヶ月契約が基本となる。毎月発生する1,620円の本体代金はSoftBankが全額支払うため、いわゆる実質0円となる。ここまでは聞こえがいい。
(以前は赤枠内の割引額が1,080円ではなく1,520円だった)
ただ、思った以上に短期解約する気を吹き飛ばしてくれる。例えば1年だけ利用して他社へ乗り換えようとする場合、残債58,320円(本体代金)-19,940円(1年分の利用料金)=38,880円の支払いが要求される。
ところが、36ヶ月未満の違約金10,260円が加わるため合計52,250円が乗り換えに必要な最終費用となるのだ。1年利用しても、他社へ行くのに5万円必要。となればとどまって大人しくSoftBankを安く利用し続けるのが得策と言えるだろう。
②できればレンタルを選びたい
そこで注目したいのがレンタル版が存在している事。利用料金は分割で契約するより若干高いのだが、36ヶ月以内に解約しても違約金10,260円で済むことになる。筆者も契約時、これに気づけばよかったのだが勉強不足だった。
(レンタル料金として490円が発生するが、3年縛りに比べたら安すぎる)
言ってしまえば、ローンを組んで家を購入するか、賃貸で2年毎に更新したり他の場所に移り住むかという選択に似ている。
最後に
電波状況は5年前と比較できない程に改善され、キャリアとしての満足度は格段に良くなったと思う。しかし、契約する際は最新の注意を払っておきたい。私の場合、外へ持ち歩くWIMAX2+ルーターがあるため、回線がSoftbank Airとダブっており勿体無い。
うまいことAirだけでも解約しようと試みたが、そうするとスマホ側の1,520円の割引が消滅するため諦めた。見事にSoftBankの罠にハマったというか、安いのに縛りがキツイという実に歯がゆい思いだ。検討されている方は36ヶ月使う自信があるかよく考えてみよう。