A、B、C、Dとアルファベット順に付けられるAndroidのコードネーム。大体がお菓子の名前になっており、日本のKitkatがAndroid4.4として登場し採用されて話題になった事もあった。
(画像はOPPO R15 Neo、Android 8.1 Oreoを搭載)
最新のP(Pie)まで来た現在のAndroid 9は十分完成したOSと言えるだろう。次のOSに関してAndromeda、Fuchsiaなどが噂されてきたが、どうやら本格的に過渡期にあるかもしれない。
①Googleとのコラボ、再び来るか!?
9 to 5 Googleによれば、HuaweiがKirin 970ベースの端末(Honor Playなど)で、駆け出しのOS Fuchsia(フューシャ)を検証しているらしい。同OSはスマホやタブレットだけでなくPCにも搭載できることで期待されている。
Fuchsia OSがGoogleを抜けてメーカーで検証されるのは初めてとのこと。HuaweiはNexus 6PリリースにあたってGoogleと連携した過去があり、両社が再び手を組む可能性は十分に考えられる。
②米国政府との関係は!?
しかし問題なのが、Huaweiがアメリカから閉め出されている事だ。米国政府は、国内でHuawei製品の使用を避けるよう呼びかけており、22日には同盟国である日本にまで求めてきた。
半ば考えられにくい話ではあるが、Huawei端末を利用すると情報が傍受され中国に全て流れてしまう懸念があるというのだ。奇しくもGoogle本社はアメリカにあるため、2社が今後どのように連携するのか、トランプ大統領の言動も含め注目されるだろう。
最後に
それにしても、確かにAndroid端末は2015年あたりから安定してきて、いい意味で飽きてきた。ワクワク感を保てたのはGalaxy Note、VRなどメーカーのアイデアによる努力だったり、同じくHuaweiの3眼レンズなど技術力の高さから来るものだった。
昨日はROG Phoneなどのゲーミングスマホが発売されたが、もはや何も驚かない。そろそろ新しいGoogleの世界を見てみたくはないだろうか。そして、こんな事を書いていたらGoogle Pixel XLが欲しくなってきたではないか(汗)
参照
9 to 5 Google: Huawei is testing Google’s Fuchsia OS on the Honor Play