秋葉原の白ロム市場は、毎日の売上を外国人観光客に助けられている。
しかし多くのショップが英語対応に万年苦しんでおり、 2020 年には東京オリンピックを控えるも改めようとしない。
そこに目をつけたのが、外国人の経営者。英語圏の外国人を相手に、ここ 1 ~ 2 年で急速に勢力を伸ばしてきた。
(1ヶ月ほど前の画像。日本未発売のスマートフォンも普通に売っている)
① 日本未発売スマートフォンが増えるかも
彼らの何が凄いかといえば、「端末の調達能力」と「コミュニケーション能力」だ。
仕入れルートは不明だが、海外スマートフォンを得意とする「イオシス」にない物、かつ幅広い国籍にうける端末を厳選して販売している。
何を隠そう、この前レポートした Galaxy S10 5G も、その外国人のお店から購入した。
イオシスに入荷すれば、必ず同社 Twitter や、それを見たアキバ系メディアが取材に入る。
(電気街口を左手にでて、そのまま万世橋警察署方面へ向かう)
だが、そうしたメディアの一切届かぬ場所に「最先端」の物が入っている。これはどうみても新しい流れだろう。
(例のお店はガード下あたり。いくつかあるので、回ってみるとわかる)
②コミュニケーション能力がたかい
外国人のお店は、基本的に「値引きする」というスタンスをとっている。
つまり、値札は出しているものの、会話の中で下げてくれる。
個人商店だからできるのかもしれないが、この駆け引きこそ商売そのもので人間味があると感じた。
149,000 円と書かれた Galaxy S10 5G は税込14 万円で合意。
ebay では 17 万円以上するのを知っていたため、このお店の発展を願い即購入。もちろん新品だ。
最後に
秋葉原のどこを見渡してもない商品が見つかって、安く買えたら誰しも「やったぁ」という気分になるだろう。
また来ようという気になるし、愛想がなく値引きも一切しない日本人のお店よりも好印象だと思う。
(知ってる人向けになるが、香港の先達廣場くらい怪しい)
ただし、今はまだ「いい意味で怪しい」としか言えない場所にあり、とても女性が一人で入っていけるような場所ではない。
だからこそ勇気ある人が宝探しの感覚でいくのが楽しいかもしれない。
今は小さき外国人経営のお店、機会があればぜひ足を運んでみよう。