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【レビュー】7 年ぶりの名作。Google Pixel 4a は 「Nexus 5」 の再来だ

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Google Pixel 4a を 6 日間使ってみたが、なんとも不思議な 1 台だ。

アップデートの 3 年保証、nano SIM+ eSIM  構成、Felica、 AI カメラ搭載。そんな Google 謹製スマホが 42,900 円(税込)というお手頃感。

表面的にみるとコスパの高さが特徴となりそうだが、触っているうちに Google Nexus 5 の感覚にソックリであることが分かってきた。



名機 Nexus 5 とは・・・

時は少しさかのぼる。SIMフリー元年といわれた 2013 年、Google 謹製スマホ Nexus5 が日本市場に投入された。

防水、Felica、MicroSD など日本人が欲する機能はほぼ搭載していない。かといって筐体が豪華なわけでもない。

(リリース時の Android OS は 4.4。まだ生体認証すらなかった頃だ)

その代わり超ヌルヌル・サクサク動作する操作性と手になじむコンパクト感が人々を魅了させた。多くの人が「素の Android ってこんなに凄いのか!」と驚いた。

LTE 対応 SIM フリー端末は当時ほぼ存在しておらず、その中で 39,800 円(税込)の手頃感はくるべき SIM フリーの世界に光を投じていた。誰でも買いやすくケースやカバーで自分好みにできることから、余計にヒットしたのだ。

(余談だが Ymobile でも扱われて、一括 0 円で普及が加速)

もっとも Nexus シリーズ全てが万人受けしたわけではない。後継モデル Nexus 5X は買いやすいとは言えない価格に跳ね上がり、その後の Nexus6、6P ではサイズも大型化してしまった。

多くの人に愛された Google 謹製スマホは、後にも先にも Nexus5 くらいではないだろうか。時は流れ、少しずつ人々の記憶から消えつつあった。

 

Pixel 4a になって帰ってきた

そんな Nexus5 の面影を随所に感じるのが Google Pixel 4a である。

あのコンパクト感、決して高級ではない筐体、けれどもヌルヌル・サクサク動作する Google 謹製スマホならではの動き方。

(4.7 インチ iPhone と同等のコンパクト感。ベゼルレス化でカッコよくなった)

まさに Nexus5 の再来だ。しかも日本市場向けに Felica と eSIM の両方が搭載され、相変わらず micro SD 非対応ながら 128 GB まで内部ストレージはアップ。

(背面には指紋認証と、シングルレンズの AI カメラがみえる)

信じられないほど優れた AI カメラを搭載して 42,900 円(税込)のお手頃価格まで当時を彷彿とさせる。

あの Nexu5 の感覚がパワーアップして戻ってきたのだ。



当時の Nexus 5 ユーザーに是非!

Nexus5 を経験したことない人には OPPO や Xiaomi に並ぶコスパ抜群スマホとして選択肢の一つにはいるかもしれない。

けれども持っていた人には性能面に加えてあの頃の「懐かしさ」を感じる珍しい 1 台であると筆者は考えている。

もちろん Google がそんなことを言っているわけではないし、あくまで筆者が感じたことなので同意されないこともあるだろう。

いずれにしても手頃な価格で買いやすいので「どれどれ?本当かな?」と試しに購入してみるといいかもしれない。

大手キャリアではソフトバンクが取り扱っていて、全国のショップや家電量販店で触れることができる。

大型化の一途をだどるスマートフォンの中で、たまにはコンパクトな 1 台を手に取って、これまでの進化を振り返ってみてはどうだろう。

スマートフォンが好きな人ならば、いろいろと感じる物がある深い端末だ。

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