ソニーモバイルは 8 月 28 日、国内向け SIM フリー Xperia1、5 をソニーストアや家電量販店での発売開始。
ヨドバシカメラ・アキバにはさっそく実機が展示されており、僅かながら当日在庫も入荷しているようだ。
「これください」といえば SIM フリーの本体だけを購入できる。当たり前のようなことが特別に感じるのは筆者だけではないだろう。
キャリアや海外輸入を通さず気軽にハイエンド Xperia を買える。そんな夢のような日がいよいよ現実となったのだ。
MVNO セット契約で最大 12,000 円割引
気になる本体価格は Xperia1 が 86,900 円、Xperia5 が 75,900 円(いずれも税込)。
ヨドバシカメラ担当スタッフによると MVNO とのセット契約で 10,000 円 ~ 12,000 円値引きが入るという。
対象になるのは mineo と楽天モバイル以外 で IIJ mio、BIGLOBE モバイル、OCN モバイル、LINE モバイルなどが挙げられる。
ここで少し注意したいことがある。事業者によって事務手数料 3,000 円が発生したり発割引額に 2,000 円の開きがあるので、SIM の選び方ひとつで実質的な割引額が少なくなってしまうのだ。
個人的にお勧めなのは事務手数料 1 円の BIGLOBE モバイル。維持費が 6 ヵ月 400 円、しかも Youtube や Abema TV などが見放題のエンタメフリーオプションが付いてくる。
au 回線ならピークタイムも高速なので選択肢の一つに入れておこう。
今から買って遅くないの!?
あくまでも個人的な意見にはなるが、Xperia1 に関しては Softbank の SIMロック解除版が 39,800 ~ 42,800 円で白ロム市場に溢れた経緯がある。
新古品・中古品ともに相場が安いうえに SIMフリー版は Felica 非対応だ。したがって通信環境へのこだわりがない限りお勧めしにくい。
いっぽう Xperia5 は DSDV + Felica の仕様だけでなく Snapdragon855 搭載のハイエンドという珍しさが高い付加価値を生み出している。
いま OPPO を中心に Dual SIM+ Felica のトレンドが生まれているが、この仕様でここまでハイエンドな Android は国内市場にありそうで存在していない。
また比較的コンパクトで取り回しやすく、割引を使って 6 万円台前半ならば筆者も欲しくなるほどだ。
なお今回はあくまで第一弾。 9 月 1 日には低価格モデル Xperia8 lite、10 月には 5G 対応 Xperia1Ⅱ がラインアップ予定で新しい Xperia のあり方に期待がかかる。
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