長年に問題視されてきたソフトバンクのSIMカード問題がついに解決しそうだ。
先日、筆者のもとにソフトバンクの「OPPO A55s」に付属するSIMカードがiPhoneでも利用できるとの情報が届いていた。
Softbank OPPO A55s のSIMカードが、iPhoneと互換性を持つとの情報を頂きました。
ついにIMEI問題に終止符でしょうか?これ、検証してみる余地がありそうです(`・ω・´)ゞ
— Skyblue (@skyblue_1985jp) January 24, 2022
その後、別のフォロワーさんの検証により、やはりAndroid専用 SIMカードを任意の機種で利用できる事が発覚。
SoftbankのAndroid用SIMがSIMフリー端末でも使えるという情報があり、F-01Kで確認したところ本当に使えました!VoLTEもOKです!
(APNはplus,acs,jp…v6付けるとIPv6もいけた)
IMEI制限無くなった上、APNも統一されたということに? pic.twitter.com/QYBJXJ4ki6— まりねあ (@amatsu1805) January 29, 2022
@amatsu1805さんより引用
ソフトバンクはスマホ黎明期から現在にかけてiPhoneおよびAndroidのAPNを公開しておらず、他社や中古スマホで動作させる事が想定されていなかった。
「どうしても」という人向けに「SIMフリー端末向けSIMカード」が存在するのだが、機種変更をすると再び制限付きSIMカードに戻される問題もあった。
(結果的に3種類ものSIMカードが存在する)
ソフトバンクがこうした方針転換を図った理由は謎であるが、根本的な問題解決に一歩前進したことは間違いないだろう。
あとはiPhoneのAPN公開、願わくばAndroid SIMとの統合などユーザー目線での利便性向上も期待したいところ。
それにしても、こんな状態が10年以上も放置され総務省などの行政指導もなかった事も本当に信じがたい。
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