ソフトバンクとして初めての OPPO スマホがいよいよ本日(7 月 31 日)発売された。
「OPPO Reno3 A では物足りない。だけど上位モデルの FIND X2 Pro は予算が届かない」という人にお勧めの 1 台で Felica もきちんと備えている。
(左から OPPO Reno3 A, Reno3 5G, FIND X2 Pro)
しかもソフトバンク以外にもドコモや au ネットワークに対応しているため、SIMロック解除すれば割と自由に使えるのだ。
(Rakuten UN-LIMIT も動作確認済み。Rakuten LINK も問題なく利用できている)
今回はリクエストがあった本体単体の購入方法をご紹介し、余談としてソフトバンクの時代錯誤なシステムについて言及したい。
ビックカメラなど量販店で在庫確認
まずは最寄りのソフトバンクショップや最量販店に電話して在庫の確認と「単体販売」の有無について聞いてみよう。
単体購入が OK なら取り置きしてもらい身分証明書を持って売り場まで行く。
スタッフの指示にしたがってソフトバンクのタブレットに氏名、年齢、生年月日、住所、連絡先電話番号、E メールアドレスなどを入力。
あとはかんたんな説明をうけてお会計をして終わり。ふつうに契約するのと違って本体は一切開封されず、事務手数料もない。
(本体価格は一括 68,400 円税込で VR ゴーグルの特典が付いてきた)
最後にお会計にスタッフが付き添ってくれて、大きな袋に段ボールを入れたまま受け取って終了となる。
ちなみに一括で支払うとその場で SIM ロック解除作業までしてくれるので、ここは忘れずに行うようにしよう。自分でもできるが筆者は「ロック解除のメールが届かない」という事態に見舞われて結局やってもらった。
というわけで単体購入はなにも難しいことはない。むしろ事務手数料や拘束時間もないし次回からこの方法を使おうと決意したほどだ。
機種変更を諦めた複雑な SIM のシステム
ここからは余談となる。以前にも詳しく書いたがソフトバンクの Android スマートフォンは特殊な SIM を使っていて、SIMフリースマートフォンでは利用できない仕組みになっている。
(ソフトバンクには iPhone、Android、プリペイド向けと 3 種類の SIM が存在する)
大きなソフトバンクショップへ行けば使い回しのきく 4g.plus SIM に変更してもらえるが、今回その SIM を持ち込んだら厄介なことになった。
なんと「お客様の SIM カードでは OPPO Reno3 5G が認識しないので、SIMカードの再発行が必要になります」というのだ。
つまり自由に挿しかえできる SIM から、ソフトバンク Android 専用 SIM に戻さないと機種変更そのものが受け付けてもらえない。そんなことしたらまたソフトバンク銀座まで行って plus.4g SIM を再発行する必要がでてくるではないか。
単体購入に踏み切ったのはこの辺りの融通が利かなかった経緯がある。SIMフリーの時代なのに現場やスタッフが混乱するやり方が未だに続いているのだ。
最後に
ソフトバンクで Android を契約する場合、その SIM カードは SIM フリースマホでは利用できない事を覚えておこう。
しかも直営店のような大きな店舗にでも行かない限り、使い回しのきく 4g.plus への SIM 変更は「SIMカードの在庫がない」という理由で断られてしまう。
だったら最初から本体だけ購入して Y!mobile なり LINE モバイルなどソフトバンク系の使いやすい SIM で格安運用するのがいいだろう。
総務省が色んな改革を進めているが、単体購入できる仕組みや即時 SIM ロック解除の義務化等はよくやってくれたと思う。
この調子で IMEI 制限や他社のバンドを塞ぐような制限に関してもメスが入れば本当にいい時代がやってくるだろう。
Twitter をフォローする!skyblue_1985jp