OPPO FIND X2 Pro を購入して 1 週間。相変わらずの悪天候で写真撮影テストが捗らないのだが、できる範囲でいろいろと試してみた。
その結果、ポートレート撮影と 60 倍ズームにおいて Huawei P40 Pro+ に匹敵する写真が撮れたので記録したい。
標準倍率で自然なポートレート撮影ができる
まず気に入ったのは優れたポートレート撮影だ。背景をボカして被写体を際立てる同撮影方法は 2 倍ズームで機能することがおおい。
しかも被写体から離れないと撮影効果が得られず、苦労した経験がある人も多いのではないだろうか。
そんな中 FIND X2 Pro は標準倍率(1倍)での撮影が可能で、自然なボケを調整しながらシャッターを下ろす事ができた。
なんとなく自然にボヤケている感じが OPPO の特徴で、ストローが潰れずに写っているのは好印象。
ちなみに Huawei P40 Pro+ で撮影した物がこちら。
ファーウェイも標準倍率での撮影が可能で、わりと強烈なボケを後から調整することも可能。
似たようなシチュエーションで恐縮だがもう 1 枚見てみよう。エクセルシオールカフェにてレモネード・ソーダを撮影。
まずは FIND X2 Pro から。ストローがボケていない点に注目したい。
(夏季限定、M サイズ税込 499 円。なかなか美味しいので行ってみた人は是非・・・)
そして同じ位置から P40 Pro+ で撮影。比べてみるとどんな印象だろうか。
きついボケが被写体を際立てているがストローがボヤケてしまった。FIND X2 Pro の方が肉眼にちかく、ファーウェイといい勝負と言えるだろう。
まだサンプル数が少ないので、梅雨明けしたら撮りためていく予定だ。
実用性の高い光学 10 倍ズーム
そしてもう一つ驚いたのが光学ズームの出来栄えだ。秋葉原方面から上野方面に向けて超広角、5 倍、10 倍を試した結果がこちら。
まずは超広角から。
5 倍ズーム
10 倍ズーム
超広角、標準、5倍、10倍がワンタップで切替可能で、そこから微調整して 6 倍とか 7 倍など好きな加減で調整できる。
(超広角から 60 倍ズームまで調整可能)
Nokia Lumia 1520 を彷彿とさせるダイヤルのような UI がとても使いやすい。
60 倍ズームは P40 Pro+ に匹敵
そしてさらに凄いのは光学とデジタルを合わせた最大 60 倍ズームができること。
先ほど 5 倍、10 倍ズームを撮った位置から一気に 60 倍で撮影した画像がこちら。
1.2 km 先にも関わらず「芋まるごと」の文字はクッキリ映っているのがわかる。ちなみに同じ場所から P40 Pro+で撮影したのが次の画像だ。
(P40 Pro+ は晴れた日に撮影したので色味が明るい)
50 倍以上ともなれば三脚でもない限り撮影が難しいのだが FIND X2 Pro は手振れにつよく何度も取り直す必要がなかった。
いっぽう P40 Pro+ は手振れが物凄いので、これは何枚か撮影した中でもっともブレなかった物である。
最後に
まったくの敵なしと思われていたファーウェイに OPPO FIND X2 Pro がここまで健闘したのは興奮したし、Google を搭載したスマホとして活躍することは間違いない。
しかも au 版はグローバル仕様に近いにも関わらず 92,040 円(税込)と破格であり、前記事にかいたとおり 4 キャリアの周波数に対応している。
おサイフケータイがないのは悔やまれるが、au から本体だけ購入して好きな MVNO で運用しながらカメラ性能を存分にたのしむ使い方もあると思う。
梅雨が明けて行動範囲が広がったら、ぜひ夜景テストや動画撮影の比較にも挑戦していきたい。何かしら参考になれば幸いだ。
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