本日発表されたKDDI povo 2.0を活用した節約術がさっそくTwitterで賑わっている。
色んな使い方が想定される中、フォロワーの@mkawaさんの投稿が興味深い。
両方契約して、まずは楽天で1GB寸前まで使い、それで足りなければ月末1週間はpovo1GBで過ごすのが最安でしょうかwww
— mkawa (@mkawa) September 13, 2021
(許可をもらい解説させて頂くことに)
結論から書くと「楽天モバイル」と「povo 2.0」の2回線を使って、話し放題+データ通信2GBを月額390円で実現するもの。
実用性や利便性はさておき、手順、方法、メリット、デメリットを解説したい。
手順1:Dual SIM端末を用意する
まずSIMカードが2枚挿さるDual SIMスマートフォンが必要になる。
iPhoneであればnano SIM+eSIM仕様の2018年モデル以降(XR, Xs, Xs Max以降)がnano SIM+eSIM仕様で対応可。
Google Pixelなら2019年モデル以降(Pixel4、4XL以降)がnanoSIM+eSIMで対応する。
それ以外だとXiaomi、OPPO、ソニー、モトローラ、ASUS等の国内版SIMフリーが必要で、防水とFelicaの有無など予算に合わせて白ロムを用意することになる。
手順2:2枚のSIMを挿入する
さてDual SIM対応スマホが揃ったら1枚目のSIMカードに楽天モバイル、2枚目(nano or eSIM)にpovo 2.0を挿入しよう。
通話とデータ通信を楽天モバイルに設定し、1ヶ月のうち3週間を1GB以内でやりくりする。管理アプリなどで通信容量はこまかく管理しておこう。
確実にするには日頃からフリーWi-Fiや自宅の固定回線をフル活用することが重要だ。そして1GBが超過したところでデータ通信設定をpovo2.0に切り替えて「1GB」トッピングを購入しよう。
楽天モバイルでは1GB超過すると990円が発生するのだが、最後の1週間をpovo 2.0で過ごすことにより1GB超過分を390円に抑えられるのだ。
音声通話はRakuten LINKアプリを使えば全て無料。povo 2.0のパケットでも通話できるので安心したい。
メリット
ではここでメリットとデメリットをみていこう。まずメリットは以下の通り。
・2GB 390円は業界破格。
・楽天モバイル「0円」維持による強制解約を回避
・毎月トッピングすることでpovo 0円の強制解約を回避
・楽天モバイル回線でLINEの年齢認証を突破
・povoを備えることで楽天モバイルの通信障害をカバー
・楽天SPUプログラム+1をキープ
・大量通信したい日は「24時間無制限」トッピングでカバー
(ちなみに24時間無制限トッピングは330円)
あまりデータ通信を使わない人が対象になるが、やろうと思えば今までにない好条件であるはずだ。
デメリット
いっぽうで筆者が思いつく限りのデメリットは以下の通り。
・データ通信1GBの管理が手間
・ある程度の知識が求められる
・Dual SIM対応スマホが必要
なにも「絶対に課金しないぞ」という話ではないので、必要な時には必要なオプション料金を支払ってサービス受けよう。
そうすればデメリットもこの程度。あくまでも「2GB以内なら390円で済むよ」ということが要となる。
そして運用に慣れれば、1人6,000円も費やしていたのが考えられない次元である。
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