買い物の決済額に対してポイントが2%戻ってくる、神カードとも言われたLINE PAYカード。その還元率の高さが話題となり、当ブログでも過去に何度にも渡って紹介してきた。
しかし、6月から2%を維持できるのは不明確な基準をクリアした一部のユーザーのみとなった。
(最初は2%のグリーンカラーだったが、のちに0%に転落し、さすがの筆者も利用する気がなくなった)
せっかく広く認知され、利用者も拡大されていたのに「もう利用をやめよう」とカードを破棄してしまった人もいる。
①2度目の改悪、送金機能を使わないとポイント還元率0%に・・・
6月の改悪後も、なんとなく惰性で使っていたのだが、ある日LINEからいきなり10円が送金されてきた覚えはないだろうか。その10円を誰かに送金し、返金してもらうとローソンでスムージーが貰えるなど、送金機能を使ってみるキャンペーンがあった。
欅坂46を起用したLINEピンポンのCMが記憶に新しいが、LINEを使った割り勘文化を普及させたかったのだろう。
(実際の送金画面の例。利用した事ある人は一体どれくらいいるだろう)
信じられないことに、この送金機能を月に1度でも使わないとポイント付与率が0%になるという思い切った2度目の改悪が実施され大炎上。LINE PAY終了のお知らせがとも言われた。
②10月から緩和予定、何を考えているのだろうか・・・
よほど批判がひどかったのだろう。結局は、毎月の利用した決済金額のみでランクが決まるよう緩和された。具体的な内容は以下の画像に書かれているが、来月からという事で、だいぶ今更感は否めない。
③続く迷走、止まらぬ赤字・・・
上の画像からもわかるのだが、今度はQRコード決済を利用すると最大で5%もポイントがバックされるキャンペーンを行っている。あれだけポイントをバラ撒いておきながら改悪で失敗したのに、また同じ道を歩むだけではないだろうか。
LINE PAY事業は27億円を超える大赤字と聞いている。一体、何をしたいのだろうか。むやみにポイントをバラ撒いても投資を回収できるとは思えない状況だ・・・
(参照記事:日経XTECH LINE Payを残しLINEモバイルを手放す、狙いはどこにあるのか?)