いよいよ明日21日、iPhone XS、XS Maxが発売となる。予約開始されるも在庫がしばらく余るという超異例の事態が起こり、ビッグウェーブが来たとは思えなかった。
それもそのはず、言うまでもなく高額すぎる本体価格と、代わり映えしないデザインが不評をかっているよう。正直、筆者も予約こそしたが本当に買うか否かずっと悩んでいた。それでも購入を決意したので、その決めてを書きたい。
①Z Ultra難民が納得する唯一のiPhone
Androidでは6inch越えのスマートフォンが5年以上前から存在しており、タブレットとスマートフォンの中間となる「ファブレット」なる単語が登場した。しかしiPhoneに至っては2014年のiPhone6 Plusから5.5inchを保ったまま。
(auから発売されたXperia Z Ultra。このサイズにピッタリの後継機種が現れず多くの難民を生むことになった)
X、Xrで少し大型化するも、Xperia Z Ultraの6.44inchに匹敵するiPhoneはXS Maxが初。ここまで大型化すると5~6inchのスマホとは別世界の体験ができるのだ。映画、読書、調べ物でもなんでも良い。
iPad miniでは大きく、Plusシリーズの5.5inchでは足りないという人には絶妙すぎるサイズとなっている。「この大きさのiOSを待っていた」というだけでも買いになるだろう。
②見えてきた顔認証Face IDへの希望
当ブログでも何度か取り上げたFace ID。大金を払って満足な認証が出来なければ嫌だと思っていたのだが、希望が見えてきた。iOS12から2つの顔が登録可能になっている。普段の顔と、朝起きたばかりの表情を登録するなどができる。
それだけではない。iPhoneを横持ちにしても認証されるアップデートが用意されているという噂もある。いずれにせよ、数えきれない程のフィードバックを受けてAppleがTouch ID以上の快適さを実現する未来へかける事にした。
③スマートフォンの未来を見てみたい
もはやカメラ以外の進化はストップしたとも言えるスマートフォン。毎年CPUが高速化するなどは興味がなくなってきた。この退屈な現状を打破してくれそうなのが、A12 Bionicチップ。
私達の日々の行動を学習し、それをカメラ撮影や様々なアプリへ活かしてくれるというのだ。スマホがこれまで以上に進化するのであれば、このA12 Bionicチップの存在は欠かせないだろう。それが期待以下の物であったとしても、長い目で試してみる事に意義があるはず。
最後に
ということで、個人的には6.5inchディスプレイと機械学習のA12 Bionicチップに興味があり、懸念事項の顔認証に一筋の希望が見えてきた事から購入に踏み切ろうと思う。
あくまで個人的な話だが、まだ迷っているという人は筆者のように他のスマートフォンでは体験できないような点を羅列してみてはどうだろう。そこへ大きな魅力を感じれば買えばいいと思うし、感じなければ見送ったりXrにするなど他の選択肢を考えてみよう。いよいよ明日、祭りが始まる(はず)!!!